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パタゴニア創業者 イヴォン・シュイナード

時代背景もあると思いますが元ヒッピー創業者の世界的に有名な会社は多いような気がします。

パタゴニアもそうですよね。

Yvon Chouinard Via  wikipedia

クライマーだった創業者のイヴォン・シュイナードが岩を傷つけない高品質のギアを開発し、仲間から人気が出て広まったのがブランドの始まり。

ユニークな経営

仕事、遊び、家族との時間のバランスを大事にすること。自然保護の理念が書かれた著書を理解した社員が集まるホワイト企業なイメージが強いです。

社員をサーフィンに行かせよう
レスポンシブル・カンパニー

生産者や環境を考えた高品質オーガニックコットン、修理システム、リサイクル引き取りなど長く愛用できる商品

VOTE THE ASSHOLES OUT(投票をしてクソ野郎を叩き出せ)
地球環境の変動に否定的な政治家を非難するメッセージをリジェネラティブ・オーガニック(気候変動を遅らせるための助けとなる、健康な土壌づくりをする農業方法)のコットンで作成されたショートパンツのタグに。

日本でも選挙の日は本社も店舗も休みです

30億ドル規模(約4300億円)の事業の全株式を譲渡

先日も株式公開を選ばずに驚くべき会社譲渡の仕方で話題になりました。

私たちは「株式公開に進む(Going public)」のではなく、「目的に進む(Going purpose)」のです。自然から価値あるものを収奪して投資家の富に変えるのではなく、パタゴニアが生み出す富をすべての富の源を守るために使用します。

その仕組みは、会社の議決権付株式の100%を会社の価値観を守るために設定されたPatagonia Purpose Trustに譲渡し、無議決権株式の100%を環境危機と闘い自然を守る非営利団体Holdfast Collectiveに譲渡する、というものです。また、毎年、事業に再投資を行った後の剰余利益を配当金として分配することで、パタゴニアから環境危機と闘うための資金を提供します。

via https://www.patagonia.jp/ownership


地球が私たちの唯一の株主

事業の繁栄を大きく抑えてでも地球の繁栄を望むのならば、私たち全員が今手にしているリソースでできることを行う必要があります。これが私たちにできることです。

via https://www.patagonia.jp/ownership

創業当初から全く変わらない強い理念を持ち成長してからも、地球規模の視点で良い方向へ使っていくよう次々と考えを実現。

パタゴニアを意識すると勇気づけられるし、よい人間でいたい気持ちが強まります。

製品を愛用する事でわくわくしてその考えに賛同したようになれる。
この会社には裏切られることってなさそうだと思える会社ってなかなかないような気がします。

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