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西野カナ「会いたくて会いたくて」#正論bojw /18


西野カナ「会いたくて会いたくて」は2010年発売、であるにも関わらず、ネット上で未だ物議を醸しだす。私も聞いた当初は、震える…??と悪い意味で息を飲んだが、この曲は10代を中心に大ヒットを飾る。


今なら「会いたくて会いたくて」のエンターテイメント性が理解できる。それはTOKYO MX「5時に夢中!」内の「会いたい」想いを募らせたおじさんが熱唱する、『おじさん対抗 会いたくて震える選手権』が話題になるように、この曲は恋愛や、会いたい、の次元をもはや無視している。


また、西野カナ本人の恋愛観は曲とは対照的、とインタビューで答えたり、「マーケティング作詞法」なる独自の手法で作詞をするなど、恋愛のカリスマと言われている西野カナは実はありのままの気持ちを歌っていない、と批判も出たようだが、私はますます感心した。(つづく)

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