日常のごはんを入口に 「水曜よるごはん」
はじめまして。
好きな食べ物は和えもの、bokashiスタッフのおはぎです。
北海道大学農学院の学生で、毎週水曜日の夜にみんなでごはんを囲む「水曜よるごはん」を担当させていただいています。
今回は「水曜よるごはんとはなんぞや?」についてお話しします。
水曜よるごはんとは
旬の食材、気になるフード、農家さんからのいただきもの。
それらを使った料理をみんなで囲むのが「水曜よるごはん」です。
食べることは人や社会など様々なつながりを生むはず。
そんなふとしたきっかけや気付きになるようなごはんを、みなさんと一緒にいただきたいと思っています。
ごはんで「ぼかし」たいもの
私はサークルやゼミでの活動を通じて、道内各地の生産者さんにお世話になりながら現場へお邪魔し、一緒に作業したりお話を伺ったりする機会をいただいてきました。
その中で感じたのは、現場でしか得られないものがあるということ。
土、空気、微生物、農家さん、その営み。
このなくてはならない農業の現場にもっと思いを馳せながら食事の時間を過ごすことはできないだろうかと考えるようになりました。
一方で、食事は毎日繰り返される生命維持活動でもあります。
疲れて休みたい日も誰かに任せたい日もある。
いつも思いを持って食べることは難しく、
ずっと力んでいるとせっかくの食事に疲れてしまいます。
ましてや一人ではなかなか実行できません。
だから水曜よるごはんでみなさんといただきたいのは、きちんとした食材ではありつつも、あくまで日常のごはんです。
その日常のごはんが、現場へつながる入口になればと思っています。
具体的には、その日のごはんにまつわるトピックをみなさんと共有します。
農家さんのことや食材のこと、気になる農業ニュースなど。
卵かけごはんの卵のような。
白米はそのままでも美味しく食べられるけど、
卵があったら栄養や味わいがプラスされるし白米の新たな美味しい一面も知れるような。
何気ないひとくちに少しのきっかけが載っていたら、日々のごはんがより豊かになる気がしています。
私が水曜よるごはんで「ぼかし」たいもの。
それは日々のごはんと農業現場の距離です。
さらに、一緒にごはんを囲んだみなさん同士も、境界線を「ぼかし」て繋がりあえたら。
食べることが持つ可能性をここで感じられる気がしています。
水曜よるごはんへの参加方法
水曜よるごはんは毎週水曜日の18:30から行っています。
InstagramのDMから予約可能、当日にふらっと来るも良し、です。
(ただし当日の参加人数には限りがあります)
参加費は大人¥1,000、学生¥500。
おひとりでも、ご友人とでも気軽にご参加ください。
日常のごはんで
ちょっと「ぼかし」てみませんか。
みなさんのご参加をお待ちしています。
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