水曜よるごはん2~ワインブドウ農家さんの話~
枯れ葉があるうちにアツアツの焼き芋を食べたいと焦っています!bokashiスタッフのおはぎです。
毎週水曜日にみんなでごはんを囲む水曜よるごはんの第2回目を11/9に行いました。
今回のテーマは「ワインブドウ農家さんの話」です。
私がずっとお世話になっている余市にとって、10月はワインブドウ収穫シーズン。畑にはブドウの芳醇な香りが漂い、葉は紅く色づきます。
このワインブドウ収穫のお手伝いが、いつからか私にとって秋の大事な行事になっており、今年も登醸造の小西さんのところへ、10月末に伺ってきました。
そこで小西さんが育てているかぼちゃをおすそ分けしていただいたので、今回はこのかぼちゃを入り口にワインブドウ農家さんの話をすることに。
きょうの献立
・かぼちゃと鶏のクリーム煮
・大根とりんごの粒マスタードサラダ
かぼちゃ:余市 登醸造 小西さん
白菜、大根:浦川 江谷牧場 江谷さん
りんご:北大余市果樹園
今回はありがたくいただきもの率高めです!
肌寒さも増してきたので、かぼちゃはほっこりとクリーム煮に。いただいたりんごは「陽光」という酸味が強い品種だったので大根と合わせてさっぱりしたサラダにしました。
かぼちゃの品種は「雪化粧」。肉厚で煮崩れすぎず。ほこほこした甘さがありました。白菜の葉の柔らかさもいい感じ。サラダの方は少し太めに切った大根からダイレクトに甘苦さを感じられ、りんごの酸味とよく合いました。
秋から冬への移り変わりを感じるきょうの献立でした。
ワインブドウ農家 小西さんの話
小西さんは1.9haの畑でワインブドウを栽培し、その一部を使って自宅横の小さな醸造所でワインづくりも行っています。
脱サラし2011年に余市で新規就農、その後さまざまな余市の農家さんとつながったり、同じ新規就農希望の方をサポートしたりしながら、ご夫婦で栽培と醸造を続けています。
ワインブドウの列が続くなだらかな丘を登れば、正面には山、遠くには海が見え、少し冷たい風が季節の変わり目を感じさせてくれます。
茎をパチンと切れば手にズシリと落ちてくるブドウの瑞々しいハリは、蓄えられてきた実りそのもの。
小西さんの畑の風景とそこでの農作業は私の秋にとって欠かせないものとなり、
農業が風土と密接した営みであることを思い出させてもらっています。
いただいたかぼちゃは畑の隅でつくる様々な野菜の中のひとつ。こんなふううに農作業の傍らで自分用の野菜をつくれるのも、農家さんの暮らしの魅力だと思います。
これからも季節や自然を感じながら、農作業に関わっていきたいです。
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