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1ヶ月半ヨーロッパ周遊旅 総括編(後半編)

こんにちは。ねこです。
一カ月半におよぶヨーロッパの一人旅も終わりを迎え、ようやく日本に帰ってきました。本当に、長かった。「もう帰りたい!」と思えるくらい旅行できる時間があったことに、改めて感謝しました。

さて、みなさんが気になる総費用!

合計 約576000円  
そのうち、
海外旅行保険代 25000円程度、
航空券往復代 128000円程度、
ユーレイルパス代 43000円程度
をひいて、380000円。

前半では170,000円程度に抑えていたので、後半でおよそ210,000円も使ってしまったことになります。前半は物価も高い国が多く、節約しようという気持ちでいたのですが、後半になるにつれ「もうすこしで終わりだしいいか」「スペインはカフェが安いからいいよね」となり、外食が多めになってしまったことが理由だと思います。また、前半はカウチサーフィンで宿代を節約していたものの、後半はほとんどAirbnbをつかって宿泊していたので、1日5000円程度はかかってしまっていました。
まあ、それでも1日5000円前後で自分のプライベートな空間が持てるならかなりお得ではあると思います。私はホステルなどでどうしても寝られないタイプの人間なので。。

旅行記の前編が気になる方はこちら

⑫ブラチスラバ(2泊)

スロバキアの首都、ブラチスラバ。ウィーンから目と鼻の先の距離にある街で、電車で1時間程度で着きました。
首都にも関わらず、とにかく人がいなくてガラーンとしていました。もしかしたら、ウィーンに通勤する人が多いのかな。首都なのにベッドタウンみたいな役割を担っているのかもしれない。
正直いって、あんまりやることがない街でした…笑

節約のため、市場やスーパーでフルーツやパプリカ、ヨーグルトを買って朝ご飯に。星型のフルーツは、スターフルーツというらしい!かわいい

そういえば、インドネシア出身でドイツのハンブルクで働いているワワン君と、ひょんなことから仲良くなって一緒にお茶しました。
今も元気かな?

⑬ブダペスト(3泊)

ハンガリーの首都・ブダペスト。正直、これといった期待もなく行ったのですが…なんと大当たり!!
この旅で訪れた街の中で、1,2を争うほどのお気に入りになりました。
まず驚いたのは、街中の色。ブダペストには日本の大都市のようなネオンサインは少なく、日が暮れるとオレンジ色の街灯だけが夜道に光ります。それが何とも言えない幻想的な雰囲気を醸し出していて、わくわくしました。
それから、旧ユダヤ人地区(ゲットー)の多国籍な雰囲気。おいしい料理。美しいブダ城と国会議事堂。ブタペストで見たものすべてが好きでした。

高台から見た国会議事堂。街のシンボルです。夜はライトアップされて本当にきれいです。内部も豪華絢爛で素晴らしい!
ブダペストがお気に入りだった理由の一つ。超おいしいパン屋があった!ここのクロワッサン、もう一度食べたい…
東京駅の中央線に向かうエスカレーターに匹敵する長さ。
泊まったアパートの一階の扉。普通のマンションの扉にしては、頑丈すぎますよね。よく見ると、弾痕が・・・!こんなところにも、旧ソ連時代の名残をみることができます。
神戸育ちの私は、パンの味にはとってもうるさいです。その私がうなるほどのおいしさのパン屋さんが、ここ。気に入りすぎて、2日連続で通っちゃいました。(でも、パンってそもそもヨーロッパの食べ物だね)

⑭バルセロナ(4泊)

さて!ようやく私の第二の故郷(?)、スペインに入国!
1か月間言葉が分からない国を旅していたからか、スペインに入国して耳慣れたスペイン語を聞いたとき、なんだかホッとしたのを覚えています。
外国にきてホッとできる場所があるなんて、なんて幸せなんだろう!
スペイン人のうるさすぎる話し声も、なんだか懐かしい。

個人的スペインといえば!pan con tomate。スペインのカフェやバルで頼める朝食として定番です。飲み物はもちろんcafe con leche。
バルセロナは、5年前母と訪問した時と併せて2度目。前回行ってお気に入りだったバルにもう一度行ってきました。まだあってよかった~~

バルセロナは、物価がとにっかく高い!もちろんドイツやデンマークに比べればリーズナブルですが、どの店も観光客向けの値段です。留学時はもっと田舎に住んでいたので、コーヒー1杯で4ユーロしたりすると「(´・ω・)エッ?」と目を見張ってしまいます。

⑮アルカラ・デ・エナーレス(2泊)

マドリードから30分程度の場所にある、Alcala de Henares。
セルバンテスが生まれた地として有名ですが、今回はこの街に留学中の後輩2人に会いに行ったのでした!
緑が豊かで、ほどよくお店もあり。でもバルセロナほどごみごみしていなく、とても素敵な場所でした。
アルカラのスペイン語はアクセントも少ないそうなので、留学にはぴったりかもしれませんね~~
後輩ちゃんは2人ともお酒が強く、気づいたら3人でワイン3本開けてました…笑

豚の脳みそが売ってた。ワオ!

⑯サラマンカ(3泊)

サラマンカは生ハムが有名。いかにもスペイン!といったグルメが食べれる街です。結構都会で、びっくり!

パンに削ぎたての生ハムをふんだんにはさんだだけのパン。めっちゃうまい。本当に、おいしいハム。こういうのって、やっぱり本場でしか味わえないおいしさだと思う。
あまりにも青空がきれいで、プルヤとぱしゃり。
ヨーロッパと日本は、空の色がなんか違う。
良い感じのバルにきました。おいしかったけど、調子乗って頼みすぎた!

⑰ブルゴス(3泊)

サラマンカからバスで数時間。最終目的地はビルバオでしたが、まだ時間があったので寄ってみました。これがまたまた大正解!
街の規模はけして大きくないですが、グルメの街でした!!

豚の腸に豚の血とお米を詰めた、モルシージャ(morcilla)という食べ物。豚の血ときくと日本人としてはつい「げ!」と拒絶反応を示してしまいますが…コクがあってものすごくおいしい!
生臭さなどは一切ありません。
カウチサーフィンを使って、ドミニカ共和国出身の女の子とバル巡りをしました。ドミニカ特有の歌うようなアクセントがあって聞き取るのに少し苦労したけど、楽しかったなあ

⑱ビルバオ(3泊)

さて!旅の最終目的地となる、ビルバオにやってきました。
実は留学中にも一度ビルバオを訪れたことがあるのですが、あまりのご飯のおいしさに感動。必ずもう一度訪れたい、と思っていた街でした。
ビルバオを含むバスク地方は、フランスの国境に近い州で独自の文化や言語を持っています。もちろんスペイン語も通じますが、スペインの他の都市とはかなり違った雰囲気の街です。
街全体もモダンアートにあふれていて、洗練された印象です。

この旅は本当に猫に恵まれた旅!またもや宿にはネコちゃんがいました。しかもベッドに来て添い寝してくれるというサービス精神…めろめろでした。
この写真を見ただけでも、ビルバオのピンチョスがどれほどユニークで、かつおいしそうなのか伝わってくると思います。
リサイクルショップをみつけました。文字通り玉石混淆。ミッケ!の世界みたい。
上の画像のなかから、こんな素敵なグラスを見つけました。なんと1つたったの1ユーロ!まさに宝探しです。

さて。このあと、マドリードに1泊したのち、日本に18時間かけて帰りました。長かったけれど、終わってみるとあっという間だったヨーロッパ一人旅。「もうヨーロッパはしばらくいいや!!」と思えるくらいの時間とお金を使って、自分のペースで、すきなものをすきなだけ見れた旅でした。
就職前、こんな素敵な旅ができて本当に良かった。

なにより、カウチサーフィンを使って様々な人と交流したり、留学時代の友人に会ったり…人とのつながりや温かさを再認識した旅でした。

私の人生には、これからも一人旅が必要になりそうです。



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