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君は答えを知ってる、全部ただの意見だと知ってる

仕事帰り、スーパーへ寄る。
「腹減ってるけど食べたいものが無い現象」が起こる。
ヨレヨレに疲れながら、食品を見て回ったがどれも食いたくない。

自分の心に問いかける。

「チョコモナカジャンボ食べたい!」という心の中のリトル自分の声が聞こえたが、そういうことじゃないんだよな。
チョコモナカジャンボ旨いけど、そんな霞みたいなのじゃなくて、血肉になりそうな飯系の何かを言って欲しかった。

心の中の生活者・自分は、「明日の弁当に入れる葉物野菜とミニトマトを買っておいた方がいい。」と言う。
そうだね。

心の中の堕落した自分は、「酒。たばこ。」しか言わない。
やめてくれ〜。

心の中の生活者・自分が再び口を開く。
「明日の朝食べるヨーグルトが無い。買っておいた方がいい。」
そうだね。
でも明日のことしか言ってくれないね。

心の中のリトル自分「チョコ食べたい。あと季節もすっかり秋めいてきたから栗のお菓子も食べたい。」
さっきから霞みたいなもんばっかりだ。
意外と季節感大事に思ってる感じ憎たらしい。

心の中の堕落した自分「食べたいものないんだったら無理して買わなくていいと思う。酒とたばこだけ買って帰ろう。」
優しいフリして陥れようとしてくる。

いくら心の中に問うても、自分の意見でしかない。虚しい。

結局買ったもの
チョコモナカジャンボ
チョコレート
秋の実り大福
ミニトマト
大根の葉
ヨーグルト
ノンアルコールビール
レトルトハンバーグ

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