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ラモー

たぶん映画「アマデウス」をみてからだと思うけれど、その時から教会音楽が好きです。そして教会も好きです。私に信仰はないですが、オードリー・ヘップバーンが修道女になる映画(名前は忘れました)を見て以来、修道女に憧れ、函館のトラピスト教会やトラピスチヌ教会を見ては「い~な~」と思ったことがありました。何が「い~な~」なのかわからないけれど、神様に一生を捧げる、という意味もわからないままストイックな生活をする修道士や修道女、この字面にさえも憧れました。

教会という雰囲気が好きで、そこに流れる音楽も好きになっただけなので深いことは何もしらないのだけれどバッハをはじめバロック音楽を聴くと、即座に教会を思い浮かぶことができます。高い天井、高い窓から注ぐ光、そこに流れる音楽。あ~~~ステキ❤

ある時、YouTubeで吉原佳奈さんというピアニストが弾いていた曲に虜になりました。ラモーの「未開人」という曲でした。早速、楽譜を購入して自分の発表会で演奏もしました。バッハが神様に捧げるためにお仕事としてすごい数の曲を作り、そしてその曲たちは本当に神様御用達✨みたいな曲ですが、ラモーはバッハと同年代の人ですけど、その曲は・・
「よくその時代にその曲作ったよね!」と思うほどの曲なのです。
ラモーの知識も相当浅いですけど、ちらっと聞いた感じトリルが秀逸。

先日、反田恭平さんと務川慧悟さんの二台ピアノコンサートを聴きに行って、その内容は素晴らしいものだったのですが、それは後日書くとして
アンコールで務川さんが演奏した曲がラモーの「ガヴォットと6つのドゥーブル」という曲が素晴らしかった❤❤
いつも思うけれど、本当にステキなピアニストの音って「ピアニッシモ」がステキなんだと私は思います。昔地元で聞いたエヴデーエワが弾いたドビュッシーの版画。地元のコンサートホールの音が全然鳴らないピアノなのですが、なんなくピアニッシモを響かせていました。そして、春に聞いたアンドラーシュ・シフさんのピアニッシモ。そして務川さんのピアニッシモ・・。思い出すだけで垂涎ものです。

ラモーの未開人。割と色々な動画があるのですが私のお気に入りはこれです♪
https://youtu.be/2sPC8HsXxik


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