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食べてみたい物ベスト10④

このnoteを紹介してくれたガルシアに改めて感謝したい。
昔から自分が読んできた本とか映画とかマンガとか。読み込んでは小ネタを拾って喜ぶ気質で、でもそれを共有してくれる人はほぼいなかった。時々付き合ってくれる人はいるのだが全てを共有出来る人はいない(そりゃそうだ)。次男が私と同じ嗜好傾向なので一番共有できるかもしれない。でもいつまでも付き合わせるわけにはいかない。
noteがあれば一方的に書き込むことができる。一応、不特定多数の方が見る可能性もあるツールなので、人様を傷つけないように書いているつもりではあるけれど、私のオタクネタで傷つけることはたぶんないだろう(と願っている)。そもそも見る人も少ないし大丈夫。というわけで、昔から「あーーーこれ美味しそう~」あるいは「美味しくなさそー--」と思って見たり読んだりしていた物をまとめておくことが本当にありがたいのです!ガルシアありがとう!

と、先延ばしして色々考えてみました。いってみよう。

👑2位

「魔女がいっぱい」で両親を亡くした傷心の孫におばあちゃんが作ってあげる卵ケーキ。

コロナで新作映画がぱたっとなくなってしまった。全世界で起こったことだもの。それはそうだ。でも、映画が観られないって本当に悲しかった。別に現実が辛くて逃避したいわけではないけれど、映画館で観る映画ってほんとに大好きで、そして現実を忘れることができる。映画館で映画を観ていると予告があり、その中で「次はこれ!」というものがあると子供らと顔を見合わせてうなずく。彼らも「次はこれ」と思っているのだろう。そういう楽しみがなくなってしまったのだ。

 そんな中、久しぶりの新作、そして私たちの触手が動く映画が「魔女がいっぱい」だった。主役のアン・ハサウェイ。なんかいろんなこと振り切って魔女を演じていて本当に面白かった。絶対的な権利を持つ魔女の中のボス。ボスが言ったあり得ないプラン。それに対して下っ端魔女が「えー-でもそれって」って意見を言ったら一瞬にしてバラバラにされてしまった笑。痛快すぎる。と同時に私にその魔法の力がなくてよかった・・・と思った。私にあんな魔法が使えたら危なくてしょうがない。

このお話の面白いところはもう一つ。ねたばれしますよ。

両親を亡くした男の子がおばあちゃんと暮らしているのだが、このおばあちゃんは薬を調合できる人でちょっとした病気は治せる。そして男の子が魔法でネズミにされてしまうと、おばあちゃんは「ちょっと待ってなさいよ~」と言って即席で薬を作るのだが、この調合の仕方が超てきとー。私の料理なみ。

「大事ななんたら液をほんのちょっと」とか言ってるのにドバっ!と入ってしまう。そしてその薬を飲んでも・・・・孫はネズミのまま。そうしたらおばあちゃんが言う。「もう精一杯やった。これ以上は無理だ。あきらめなさい」って。

いやー--、思い出して今これを書いていてもにやにやしてますが、私このおばあちゃんとほんっと気が合うと思う。だって「精一杯やった」とかって一回しかやってないし、しかも前述の通り適当すぎる調合の仕方だ。そして孫がネズミなのに「もうこのままでいいよ。ネズミとして暮らしなさい」とかって言っちゃう。もう大好き。このおばあちゃん。

というわけで、魔女がいっぱいの話で終わってしまった2位。このおばあちゃんが、両親を亡くしてショックを受けている孫がご飯も食べなくて「これはどうだい?」「じゃあこれは?」と次々に出してくれる料理が美味しそうなのだが中でも卵ケーキはほんと美味しそう!!!孫もさすがにこのケーキに誘惑されて食べ始めました。よかったよかった。

この映画の中の食べ物、ほんとに作ってくれる人いないかな~映画と音楽を聴いてこの卵ケーキ食べるのとっても楽しいと思う。他に「ゴーーーリック(ガーリックだけど魔女の発音がおかしい)スープ」や「豆スープ」も出てくるのでそれも一緒に。まあ、それはあまりそそられないのだけど。

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