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【死語現禁】243.街頭テレビ

(日:街頭+英:television)昭和二〇年代の後半から、駅前などの街頭に置かれたテレビ。▶日本のテレビ放送は、昭和二八(一九五三)年三月のNHKが最初。同年八月には日本テレビも放送を開始した。当時のテレビは、サラリーマンの月給の一〇か月分もした。
(続・日本語知識辞典)

<用法>
吉郎は、商店街の広場に置かれた街頭テレビで初めてテレビという物を見た。

<解説・思い出>
テレビの歴史を伝える映像や文章で出て来る言葉です。
1953年といえば70年前なので、街頭テレビを実際に見たことのある方は、お歳を召されていると思います。

僕が子供の頃は、もう一家に一台はテレビがありました。現在では一人一台を通り越して、テレビの無い家も増えています。

現在でも駅の待合室や、病院の待合室、人の集まる場所などにテレビは置いてありますが、街頭テレビとは言いません。

またそういった場所でテレビを見ている人も少なくなっています。目の前でテレビ放送が流れているのに、手元のスマホを見ている人の方が圧倒的に多いのです。

テレビの価値が低くなってしまったので、この言葉の復活は難しいと思います。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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