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【死語現禁】207.お茶の間

(日:お+茶+の+間)ここでは、台所につづいて、家族が食事や団欒(だんらん)する部屋。(「茶の間」の説明/広辞苑第七版)

<用法>
「お茶の間の皆さんこんにちは。司会の猫田猫麿です。今日はここカノサー公園から、地域猫のボス『グレゴウセブン』と『ハインリフォー』との、縄張闘争について放送致します」

<解説・思い出>
テレビ放送番組などでよく使われた言葉です。

現在でもテレビやラジオで使われているのかもしれませんが、余り聞きません。

台所に続く食事や団欒する場所と言えば、現在ではLDK(リビング・ダイニング・キッチン)のことだと思いますが、そこで一家揃ってテレビを見る習慣も少なくなり、この言葉も使われなくなっています。

古い日本家屋で一家団欒する様子が想像できる言葉ですが、普通の人が日々の会話でこの言葉を使うことは減っています。僕ももう数十年使っていない気がします。

団欒の仕方自体が家族から個人へ変化し、この言葉も現実感を失いつつあるのだと考えられます。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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