（日：一億＋総＋白痴＋化）昭和三二（一九五七）年ころに、評論家の大矢壮一（おおやそういち）が作ったことば。数年前からはじまったテレビ放送の内容の低さから。（続・日本語知識辞典）

＜用法＞
テレビによって、日本人は一億総白痴化して行っている。

＜解説・思い出＞
僕が幼い頃、見聞したことのある言葉です。

現在は「白痴」という言葉が使われなくなって来ており、恐らくこの言葉も死語の世界を漂うしかないのではないかと思います。

一億総白痴化を進めると考えられていたテレビも、現在はその頃の元気はありません。

もし今大矢壮一氏がご存命で、今の日本人を見たらどう表現されるのか興味のあるところではあります。

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