【笑える職場の力学】#3 肩書き変わるだけおじさん
メーカー経理勤務、コミュ力爆高男江場です。
今回は職場での遭遇率高め、
「肩書き変わるだけおじさん」
を考察し、みなさんの日々の仕事ライフに少しだけポジティブを届けます。
肩書き変わるだけおじさんの正体
まず結論。
「肩書き変わるだけおじさん」は、
肩書きがひたすら変わっているだけです。
その他はなにも変わりません。
会社の無意味な人事異動、組織再編、部署・役職の新設の中を漂っているだけです。
実際の日々の業務内容はなにも変わりません。
下手すると、入社から何も変わっていない場合もあります。
ここからは、「肩書き変わるだけおじさん」の良いところと悪いところを考察した上で、最終的に我々と彼らの最善の関わり方を提案します。
「肩書き変わるだけおじさん」の良いところ
「肩書き変わるだけおじさん」の良いところは、彼の担当範囲に関する質問はなんでも答えてくれるところです。
なぜなら、
彼らは仕事や会社に対する独自の思想や、強いこだわりがなく、基本的に生活するために働いているだけだからです。
どういうことかというと、
よく、
「自分も苦労してここまで成長したし、今の若者も苦労しなきゃ成長しない!簡単に答えが手に入ると思うなよ!!」
みたいな謎の思想(?)に基づいて、
何か質問してきた若者に対して、
「自分で考えてみた?」とか、
「君はどう思う?」とか、
簡単に答えない、「教えないおじさん」がいますが、これには該当しないということです。
これはとてもありがたいことです。
実務量に追われている若者にとって、仕組みの理解よりも先に目の前の答えが必要な瞬間は多々あります。
(別に仕組みの理解は、問題を解決した後にすれば良い。)
そんな時に、「肩書き変わるだけおじさん」は初手で答えを教えてくれることが多いです。
ありがとう、「肩書き変わるだけおじさん」。
「肩書き変わるだけおじさん」の悪いところ
特に悪いところはありませんが、
強いて言うなら、社歴の割には、担当範囲外についての知識と責任感がほんとにゼロ、ということでしょうか。
後は、社歴が長いため知り合いのおじさんは多いですが、気を遣って取り次いでくれたり、代わりに話をしてくれるようなこともありません。
彼らは生活するために仕事しているだけなので、自分の担当範囲外にわざわざ出て行って仕事を増やすようなことはしません。
「肩書き変わるだけおじさん」との関わり方
では、最終的にどのように関わるのが良いか。
端的に、
特に「肩書き変わるだけおじさん」に気を遣う必要は無い。こちらの都合中心で、どう関わっても良い、
です。
彼らの働く目的は生活をするため。
特に仕事や会社にこだわりはない。
若者にとってはとてもありがたい、うるさいことを言わない数少ない存在なのです。
身の回りの「肩書き変わるだけおじさん」は大切にしましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
江場
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