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社畜が骨折したら、引きこもりになった件。⑤

最初に感謝と喜びを。
「スキされた数(記事)」10回達成しました。当記事を気に入ってくださった皆様のおかげです。ありがとうございます!

そして、「今、このnoterが面白い!」と「秀逸なタイトルを厳選してみた」に選出されました。このエントリーには、正直、驚きと戸惑いと、ふふっ・・・・・・という抑えきれない笑みがこぼれました。ありがとうございます!
記事の流れは、どうにか私が”社畜”と呼ばれている理由まで進みましたが、”引きこもり”の理由と、その状況からいろいろ手を染めた経歴を、せめて復職するまでに書き切れたら・・・・・・、「のどか、あいつ成功しやがった」と褒めてくださると嬉しいです。

さて、話を本題に戻しましょう。
前回の”事故当日の診察において覚えておきたい3つのこと”の詳細です。骨折してショックを受けたあなたの傷口に塩を塗りますが、すぐに冷静に、もしくは諦めないと損をするというお話なので、小見出しだけでもしっかり覚えてくださいね。


骨折の診断を受けたら、労災、保険、使えるものは何でも使いましょう。

骨折の診断を受けた場合、完全骨折(1本の骨が、ぽっきりと2つ以上に割れていること)、不完全骨折(1本の骨にヒビがはいったけど、断裂してはいない)に関係なく、新しい骨が生まれて、骨と骨が癒着(くっつく)まで3週間~1ヶ月かかります。労災、健康保険、民間保険会社の傷害保険(国内外の旅行保険、クレジットカードの特約保険も含む)、使えるものは何でも使いましょう。

もし、手術なし、レントゲンと固定治療を全額自費で支払った場合。
診察代+診断書でおおよそ1万円+骨折の箇所によって三角巾・ボディーバンドの購入、松葉杖のレンタル(私の通院先では5000円からでした)+鎮痛剤や湿布などの処方箋代がかかります。

しかも、これで完治ではありません。ここからが本番、長い、痛い、リハビリ生活の始まりです。骨折した箇所が私のように関節だった場合、ほぼ間違いなく可動域が落ちています。これも後日お話しする予定ですが、その可動域をどこまで戻したいかで、日数と施術がかなり異なります。特に、身体の柔軟性、反射性、強靱さを求められる方は覚悟してください。
その辛さを経験したあなたは、私と握手!
ぜひ、一緒にリハビリという引きこもりへ突入しましょう。


診断書は、労災、健康保険、民間保険、どこでも必要です。

診断書は自分が受傷したことの唯一の証明書です。後々書いてもらうと、とても面倒なことになりかねません。なので、多少お値段が高くても、必ず書いてもらいましょう。そして、忘れて欲しくないのが、必ずコピーを取っておくこと。

私が会社に労災を申請した時、原本の提出を求められました。うちの総務部のように、気配りができる方であれば「コピーを持ち帰りますか?」と先に聞いてくださいます。しかし、話題にあがらない、素で忘れているようであれば、空かさず「コピーもらえますか?」とお願いしましょう。その場でいただけないようであれば、要注意です。診断書は再発行不可なことが多いので、自衛手段を失いかねません。なので、はっきりと、ただし人間関係をギクシャクさせたくないなら低姿勢で依頼しましょう。

ちなみに、健康保険は、医療費控除で役に立ちます。領収書と一緒に大切に保管しておくことをお薦めします。民間保険は、保険の申請のときか、保険料の支払時に必要になります。なぜ、詳しいのか・・・ 交通事故の経験および、医療控除の申請者が身内にいるからです。


骨折直後はレントゲンに写らない場合があり、判断が難しいらしいが・・・


どれだけ判断が難しいかというと、受傷から3時間後のレントゲン写真を見た私では、何が骨折なのかサッパリ理解ないぐらい、うっすらしか写っていなかったです。私の困惑振りに、先生がレントゲン写真に補助線を引いて説明してくださいましたが、それでも理解の範疇を超えていました。

だから、骨折でないという診断を受けても、安心しないでください。前回お話したとおり、吐き気や、患部のひねり運動に著しい痛み、もしくは出来ない、動きに不自然さはなくても内出血が酷い、または痛みが時間経過とともに酷くなってきている場合は骨折の可能性が高いです。再検査を受けましょう。

これは後日、先生との雑談の中で聞いた話ですが、初診の段階で、骨と骨の間に大幅な距離がある、もしくは捻りや、強引な千切れ、それどこか粉砕、身体から飛び出してていたことが発見された場合、整骨や応急処置をしてから手術という重度のルートを辿るそうです。なので、納得はできないけど、自分はまだ軽いと受け入れ、無理せず、これからの治療に専念してくださいね。


そして、最後に。「断捨離、スキですか?」

骨折をした箇所にもよりますが、私のように肩、首、肘など上肢の関節を折ったときは、着られない衣類がわんさか発生します。

その代表例は肌着で、伸縮性は関係なくタートルネック、クールネックの長袖のシャツ、身体にフィットしたスリップ、バックはもちろん被るタイプのブラジャーは論外なぐらい、さようならです。他にも、伸縮性がないニット類、後ろファスナーや被るタイプのワンピース、スキニーはもちろん、意外かもしれませんが、あまり余裕のないウエストゴムのパンツも、選別対象になりかけています。

顛末は、次回以降で書きますが、完治したら着ればいいと放置した結果、私はかなり酷い目に遭った上に、強制的な断捨離を強いられました。必要に迫られて・・・・・・とは、まさにこのこと。のんびり検索している場合じゃなかったと、呆れてくださると嬉しいです。

次回につづく。

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