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決断と正解。

皆さんはこれまでいくつの決断をしてきたでしょうか。決断っていうと少し重い気がするので、表現と質問を変えます。今日起きてから何回選択しましたか?目が覚めたけどやっぱり二度寝しよう。いつも朝食は納豆ご飯だけど、今日はパンにしよう。トイレに行こう。歯を磨こう、などなど。たった1日の間でも、人間には無数の選択肢がある。人間って大変だ。

決断しても、それが思い通りにいくことばかりではないですよね。晩飯を2軒のラーメン屋で迷ってて、なんとか決断して、いざ行ったら臨時休業とか。テスト中、2択で迷った。どっちにしよう。こっちだ!だいたいこんな時って、間違ってる。もちろん、選択肢が3個以上の場合もあると思います。

もちろん僕自身、そんな経験はあります。大学生活だと、ここしかない!って思って人気2位のゼミ受けて、なんとか受かって万歳!けど思ったよりゼミ活動へのやる気がなくて残念…。みたいな。ゼミ生や先生はみんなおもろいし優しいし変だし、言うことなしだけど、もうちょっと本気でビジコン取り組みたかったな…。決断と行動、その結果までは完璧だったけど、なんだこの不完全燃焼感は。

もちろん逆もあるかと。行きたくなった、行くはずじゃなかった選択肢に進んでしまったのに、終わってみたらあれ?めっちゃ良かったくね?というパターン。僕の場合本来、大学進学で関西方面に来るはずではありませんでした。ふつーに関東の第一志望校に落ちただけなんですけどね。結構頑張って勉強してたから悔しくて。浪人しようか迷って。おかんが「入学金振り込んじゃった」って言ったからもう行くしかないやん、って割り切りました。結果、めちゃめちゃ楽しかった。サークルも、学部の友達も、アルバイト先でも、とってもいい経験できたので。

そんなわけで、                           決断した時点では、それがうまくいくのかは誰にも分からないんです。

先日、映画えんとつ町プペルを見ました。ちょっとだけネタバレしますね。なんで映画の舞台の町が、えんとつの煙で覆われているかって話です。それはかつて貨幣をめぐって争いが起こってしまい、それを終わらせるために、外の世界をシャットアウトする必要があったから、でした。(超ざっくりです。気になる人はぜひDVDとかで見てください。)映画では、主人公が「星」を探して奮闘します。いつの間にか夢を見ることすらしなくなった大人、そんな大人に夢を見ることを禁止された子供たち。彼らを突き動かし、念願の星を見ることができたところで映画は終わります。(鬼ネタバレになってしまいました。ごめんなさい。)

さあ、果たしてこの後彼らはどうなったのでしょうか。分かりません。フィクションなので。町の住民は希望に満ち満ちているのは確か。けど元々、戦争止めるためにえんとつもくもくにしたんだよね。じゃ、戦争起こってもおかしくはなのかな。ワンチャン、主人公=戦争のトリガーになってしまう未来もあるかも。不覚にもそう思ってしまいました。ひねくれ者ですわ。

このように、当たり前だけど、未来なんて誰にも分からない。「未だ来ず」なので。

どんなにいい道に進んでもうまくいかないこともあるし、思いがけないことで幸運を手にすることも。決断は大事。けどもっと大事なのは、それを正解にすること。そもそも人によって正解とか、成功とか違うから、これがまた難しい。(これはまた後日。)

4月から入社する会社は、1番入りたかった会社ではない。正直、今でもそう。ただ、そんな自分を「戦力になる」と言って取ってくれた、選んでくれた。シンプル嬉しい。就活あんまりうまくいってなかったから、感謝感謝です。なので、この会社に入るという決断を正解にしたいんです。

色々あると思うけど、皆で頑張りましょう!乗り越えましょう!

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