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肩書きと実力。

肩書き。どんな組織にもありますよね。例えば役職。就活の自己アピールでたくさん聞くのでは。「野球部で部長を務めていました!」、「テニスサークルで会長でした!」とか。代表取締役、CEOとかめっちゃかっこいい。

ネームバリューなんかも肩書きの一員なのでは。東京大学卒。三菱商事勤務。誰もが知っている一流大学、一流企業に所属しているっていう圧倒的「スペック」。一度は手にしてみたい、、、。

免許とか資格も肩書きって言えるんじゃないですかね。医師です。簿記2級持ってます。ダイビングのライセンス取りました。とかとか。ソムリエってなんかかっこいい。

何よりも安心しますよね。医者だからいうこと聞くし、美容師だから命と同じくらい大切な髪(女子はよくこの表現使う。)を任せる。ソムリエがおすすめするワインだから、その言葉を信じて注文する。なんならその言葉が嘘であったとしても、多分おいしく感じちゃう。

肩書きって、鎧とか、武器みたいなものなんじゃないかなって思っています。戦国武将が使っているような。だって肩書きって多いほど強そうだし、かっこよく見えません?医師と弁護士両方の試験受かっちゃった東大生、河野さん。公認会計士の資格を持つプロバスケットボール選手、岡田さん。どちらかだけでもすごいのに、、、。強い。どうやっても勝てない。えげつない努力があったのだと思います。

ある一定の基準を通過すると、肩書きはもらえる。試験の点数。実務経験年数。売上高。採用試験。その多くが数値で判断できる基準なので、明瞭なのでいいですね。

ただ、その基準を超えて合格したとしても、全員が同じ実力なわけではない。むしろ、不合格者よりも下の可能性だってあるんです。例えば試験。今大学の試験受けたら200%落ちる。一夜漬けの知識がラッキーで出題されてクリアできたけど、実際は分からないことだらけ。などなど。自分自身高2の夏に英検2級受かったけど、筆記も面接もギリギリだった記憶がある。

つまり、肩書きは得るだけで満足してはいけない。むしろ得てからが本番なのだ。その肩書きに見合った(あるいはそれ以上の)活躍をしなければならない。あの人は部長だから。だって医師でしょ。東大卒なんだから分かるだろ。そんな「見えないプレッシャー」との闘いがあるということも、分かっておくべきですね。

実力が認められて肩書きを得たのだから、それはすごいこと。努力の賜物。けどそれはあくまで「その時点」での成績。頭のいい大学に進学しても、遊んでばっかで留年、退学する奴もいる。高卒でも会社立ち上げる人もいる。

どんなにいい武器を持っていても、使い方次第ではマイナスになるし、逆にどんなにしょぼい武器でも、それを持つ人によっては化ける可能性がある。大穴ってやつです。肩書きだけで実力は分からない。それに、武器は肩書きだけではない。仲間とか、信念とか。そういうのもあるのでは。

結局何が言いたかったのか、自分でもよく分からない。肩書きと実力は正比例しないこともあるってことかな。そんなのよくあることか。人生何が起きるか分からないっていうことかな。個人的に、肩書き、たくさん欲しいです。笑





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