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新宿編 完。

決断には勇気とエネルギーがいる。特に今回は我ながら思い切った、これまでの自分ならば確実にしない選択をしたと思う。ということで今回は1年と1か月で新卒入社した会社を辞めるという選択の背景とやめるまでに起こったあれこれを記載してみる。

辞めようと思った理由は大きく2つ。
①自分のやりたいこととのズレ
②年功序列/形骸化したルール/自分を偽ることへの疲れ

①仕事を通して「はたらくをたのしく」すること、「誰もが自分らしくいられる世界を創る」ことを目標としている。
求人広告営業では採用活動における「人を取る」部分は支援できる。人手不足を解決できるし、これ自体にもちろんやりがいはあった。しかしテレアポや商談でヒアリングをしてみると「人が足りない、応募が来ない」原因はもっと根本的というか、原始的(?)なところにあるのではないかと思った。「一緒に目標に向かって頑張る仲間を大切にしない、だから辞める⇒そんな会社に入りたいと思うか、思わない⇒応募が来ない」、おそらくこのような負のスパイラル。この上流の解決できない限りどれだけ人を採用しても企業、求職者ともに幸せになれない。自社サービスではこの問題を解決できないし、仮にサービスがあったとしても自分の会社が(実は)このスパイラルに陥っているためどれだけ長くいても目標達成ができない。これが1つ目の理由。

②もちろん社歴が上の人の方がガッツリ売上稼いでくるし、仕事のできる量も多く質が高い。だからといって何を言ってもよい、何でも後輩に押し付けてもよいというのは違うと感じた。(もちろんそうじゃない人もたくさんいる)
それが代々継承されていくからいつまでたっても変われない。
あとルールに関して。社内ルールの大半が意味不明だったが、それはいいとして、(それでこれまで増収/増益してきたからこっちが悪いという捉えたかもできるので)ルールを守ることが目的になってしまっていること、守れ守れという上層部は守っていないということ、年功序列のため若年層はそれを飲み込むことしかできないこと。
最後に社内営業に疲れた。営業で受注を取るためにテンションを上げたり、作り笑顔したり、演技をすることは必要不可欠。けど社内でリーダーのご機嫌をとるために自分を偽るのはもう疲れた、できたけど。おかげさまで同期から「尻拭い君」という勲章いただけました。応援ありがとう。

という理由で4/26が最終出勤日だったわけで。
辞めることが決まってからはMTGへ参加できなくなったり、自分の受注が他の人の受注になったり、昼ご飯は外に食べに行ってはいけなくなったり、社内で発言する権利がなくなったりとまるで指名手配犯のような扱いをされ、売り上げに貢献しても所詮駒の一つでしかないということを知れたのも良い経験。もっと新卒と話してみたかった。。。

仕事は多分そこそこはできたし、給料は良い会社(笑)なのでこのタイミングで(しかも早期に)辞めるのは客観的に見ると良い決断とは言えないかもしれない。それでも良いか悪いかを決めるのは周りではなく自分なので、この決断が正しかった、と思えるようにまずは来月5/16~新天地で頑張ってみる。この決断をするにあたって同期をはじめたくさんの人が相談に乗ってくれた。本当にありがとうございます。


一旦2週間くらい無職なのでどっか旅に行ってリフレッシュでもしてきます


Next 池袋。

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