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ご意見ください!これからアフリカでの現地インターンを考えている学生の皆様へ!

夏に向けてアフリカ現地でのインターンを希望する学生がインターン先を探し出すシーズンなのか、僕にもちょこちょこ問い合わせがきています。

そもそもアフリカで現地インターンを受け入れてる企業が少ないのもあり、なかなかに苦戦しているという声もチラホラ聞きます。

受入れる側の人間として思うのは、やはり企業側にも受入れの仕方や人数にどうしても制限があって、なかなか受入れの判断に迷うケースが多々あるのだと思います。

個人的にせっかくアフリカで何かしたい!っと思っている学生の方々が機会に恵まれずアフリカ行きを断念するのももったいないと思いつつ、ちょっとアイデアを考えてみたいので是非ご意見いただければ嬉しいです。

現地インターン受入れる側のボトルネック

現地インターンを受ける場合、現地で受け入れる企業には考えなければいけないことがいくつかあります。

大きく分けると金銭的負担と時間的負担です。

金銭的負担はインターン生を受け入れるに当たって、企業が捻出しなければいけない予算です。

条件は各企業によって異なりますが、例えばAxcel Africaの例でいうと宿泊費や現地交通費、ビザ代などを支払います。

太っ腹なところは航空券や生活費、食費なども出すところもあるかと思いますが、条件はまちまちだと思います。

時間的負担と言うのは、仕事を教えたり、安全面や生活面のケアだったりにかかる時間です。

特にスタートアップ企業にとっては、時間は最も重要な資産です。

ゼロから仕事を教えるのも時間を要しますし、それをきちんと身に付けてもらうのにも労力がかかります。

その結果、仕事のアウトプットが大きくなって返ってくればお互いにWin-Winなのですが、常にそういう状況になるとも限らないのが実態です。

他にも色々な観点があると思いますが、この様なことを現地インターンを受け入れる企業は考えています。

弊社Axcel Africaの場合

上記の観点から、Axcel Africaでは正規の現地インターンについては3か月以上のインターン期間を最初の現地受入れの条件にしています。

さらに1か月以上の日本でのオンラインインターンも条件として付けさせていただいています。

それはやはり仕事を覚えてもらうのに時間がかかる為です。

はっきり言って3ヵ月でも短いかと思うのですが、3ヵ月くらいやって仕事に慣れてくると思っています。

そこで帰国されてしまうと、こちらとしてもせっかく学んでくれた貴重な戦力がいなくなってしまう訳ですから大変残念なのです。

もちろん大学での勉強が第一優先ですし、また僕らもすべての滞在費を負担できる訳ではないので、3ヵ月というラインを1つ設定させていただいています。

また僕らも事業を手伝っていただけるのはもちろん嬉しいことなのですが、せっかくご縁あって一緒に働くのであれば色々なことを学んで欲しいし、しっかり仕事の成果もあげて欲しいと思っているので、インターン生についてかなり時間を割いています。

有難いことに、現在は2023年内の長期の正規現地インターンを採用しているので、一旦現地でのインターンについては募集を停止しています。

日本でのオンラインは受け入れています。2024年以降の現地インターンについては相談ベースですが受け付けています。

もちろん人手は常に足りない状況ではありますし、ケニア現地にせっかくなので来ていただきたいという個人的な想いもありますが、上記の理由からよほどいい応募者がいない限り現地インターンの受入れには慎重になっているのが現状です。

ぜひご意見をください!

さてここからアイデアなのですが、3ヵ月未満の方で短期でもいいからアフリカでインターンしたいという方に以下の条件であれば現地で受け入れやすくなるのではと思いました。

短期インターン

  • 期間:2週間~3ヵ月未満

  • 費用提供:仕事に関わる現地交通費、(ビザ代?)

航空券代や生活費、宿泊費などはインターン生の負担になります。

ただし宿泊費についてはシェアハウスを利用することで1泊2,000円程度(月だと割り引かれるので50,000円程度)に抑えられます。

実は前の会社ではこの条件でやっていた時期もあり、5人くらいケニアに受け入れました。

インターン生側の金銭的負担は大きくなりますが、普通の旅行では出逢えない出会いや現地ビジネスの体験などが可能にはなると思います。

企業側としても短期であれば従事してもらうプロジェクトを絞ることで時間的負担を最小限抑えつつ、事業を手伝ってくれる貴重な戦力を確保できることになります。もちろん企業の事業内容によりますが。

ウチもこの条件であれば、ケニアでの現地インターン生を受け入れる要素が増えてくると思います。

やりがい搾取的なインターンもあると聞いていますが、これを学びの機会として捉えるのか個人次第だとは思います。

受入れ条件については各企業の事情もあるし、インターン側の負担もあるので正解はないとは思いますが、ぜひ色んな意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

上記の条件でも、例えばケニアに来たい!Axcel Africaで働いてみたい!って方がいるようでしたら、まずは僕の会社や団体としても真剣に考えてみようと思います。

(もちろんウチの社風や事業内容にマッチするかどうかの擦り合わせはやりますので、必ず応募者全員を受け入れられるという話ではないですが…。)

DM解放してますので、私のTwitterにぜひお気軽にご連絡ください!

以上、どうぞよろしくお願いいたします!

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