先日、生まれて始めて同人イベントに行ってきた。

以前から友だちと話してはいたのだが
（この友だちは最近同人活動が活発で詳しい）
いよいよ私が堪らなくなり、よし行こうとなった。

職場の先輩のアドバイスもあり
会場の2時間半前には待ち合わせて並ぶことにした。

結果的に、「固定解散」とかいうシステムで
自分の居場所に傘を置かせてもらい、スタバに逃げ込む。
なにしろ雨のなか、屋根のないギリギリの位置だったから。

スタバで1時間半ほど、久々に友だちとサシでおしゃべりした。
私はどんなに仲の良い人とも、サシが苦手だ。
そういうシチュエーションを避けがちなのだが、
昨年あたりからだいぶ丸くなったような気がする。

友だちはたくさん喋ってくれた。
今までで一番ではないかというぐらいだったし
いつもよりも何だか楽しそうだったし
私も結構聞き手にまわって、それが心地よかった。

イベント会場は広くないので
結局滞りなく、1時間ぐらい各々行動していい買い物ができた。

友だちに頼まれた本を買えた瞬間はとても興奮した。
いままでそんなこと、したことない。
「人気ジャンルだから売り切れてるかも」と言われたが
始めてそういう列に並んで、落ち着いて買うことができて
とんでもない充足感を得てしまったのだ。

必ず次回も行くだろう。
多分、私一人でも行くに違いない。

その後は別の友だちと合流して
台湾料理を食べながら、いつもの何でもない話をした。

フェスじゃなくただのキャンプをしようとか、
会社の同性の後輩とドライブデートしてきただとか、
この台湾料理屋の雰囲気が良すぎるだとか。

産後もコンスタントに遊んでくれるこの人たちに
この先も縋って生きていきたい所存である。