1/20に思ったこと(寄せては返す悲しみ)

あのご家族のSNSをその後もずっと追っている。

ストーカーみたいで気持ち悪いが

守護天使にでもなれたらいいのにと

軽率にそう思いながらただ見守っている。

悲しみは後から押し寄せるようだ。

というよりも、悲しみはそう簡単には去っていかない。

生活のあらゆるものに悲しみは連結する。

その度に泣いたり、怒ったり、何も考えられなくなるようだ。


そんな大きな悲しみにまだ出会ったことがない。

けれどそれは近づいてきていて、

私は自分の立たされている位置を思い出すたびに

恐ろしくていたたまれなくなる。

そして、自分は悲しみというものをしっかり受け止めず、

トイレの大でサラッと流してしまうのではないかと

そういう人らしからぬ部分にひっそりと怯えている。

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