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ハードカバーに(こっそり)物申したい。

これはわたしが長年のうっぷんを読書メーターにそのまま呟いたところ、なんのリアクションも返ってこなかったのが悔しくて、noteにそのまま転載したものだ。

こんなに本が好きなのに、ハードカバーの本が嫌いすぎる。
あんなにワクワクしながら買った本もハードカバーっていうだけで読む頻度はダダ下がりしてしまう。

まず電車等で読むときの大袈裟感とバッグのかさばり。不器用な2本の手からいつ滑り落ちてカバーや帯が外れるかという恐怖と嫌悪。
人前のみならずプライベートにおいても、デカい本になると寝転びながら読めない。
世の本は単行本⇨文庫、となることが多いけれど、私はむしろ文庫⇨愛蔵版、にしてほしいと思っている。

表紙が「くんにゃ」と曲がらない本の理不尽さ。
なんでお金出したこっちがお前(本)を捧げもたにゃならんのだ。
実用書の目的に見合わずお高く止まりやがって。わたしとお前(本)は対等だろう。
読む本あってのわたし、読む人あってのお前だろう。ちがうかい?

だいたいそんなにガワを武装してどうしようってんだ。
たしかに手に取ってもらわないと意味がないし、表紙とタイトルからおおよそのテイストの好みでより分けができるのは双方に取ってイエスだろう(余談だが高須クリニックのパチンコが2月に出るそうだ)。
だがお前は読まれなきゃ意味がないんだ。買ってくれるところにピークを置いてるあたりがユーザー目線じゃなくはないかい。ちがうかい。
こっちはあくまでお前を読みたくて手に入れるのさ。表紙を「ぐんにゃ」と曲げて読みたくて買うんだ。そこんとこよろしくって感じだよ。特に実用書、お前だよ。

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