投稿 WWOOF(農業ボランティア)で人生が180°変わった話。②
こんにちは、いっぽです。
前回は、「なぜコミュ障ワーホリはWWOOFが合っているのか」(というかわたしの理由)を書きました。
今回は具体的に、ここまで2回のWWOOF体験から、WWOOFがどんな感じか説明します。
・最初のWWOOF(4日間) at ワイプ
〜ピックアップ
まず、「ワイプってどこなの?」っていうと
赤い部分がワイプです。この地図だとオークランドから結構近く見えます。
ところがニュージーランドは電車がほぼ通ってないので、
Intercityという長距離バスで1時間半かかります。
車を運転できるならもう少し早いでしょう。
空調は、じわじわと効いてくる。乗るとき暑くても上着は必須。
電源つき。Wi-Fiはあるけど弱め。
ちなみに話は飛びますが、フィジーやツバル、トンガなどの南太平洋諸国は
ニュージーランドのもう少し北にあります。
わたしが今いるワンガレイ(ファンガレイ)まで来ると
空港があるんですが、
ワイプは田舎なので(街の中心の図書館が毎日13時に閉まります)、
バスのみ。
道中、車中でも広大な農場、牧場が見渡す限りに。
そしてWWOOF先もまた、広大な牧場でした。
下はバスの車窓から。
スーパーは徒歩圏内にありません。Wi-Fiは限定されていて、基本は使えません。
NZの農場あるあるです。
さて、わたしは車を持っていませんから、車でピックアップしてもらいました。
来てくれた人がそれはそれはイケメンで、
しかも
「日本から来たんだ?行ったことあるよ〜トイレが綺麗だよね!」って
母国に敬意を表してくれる。トイレの話までなぜか爽やか。
嬉しかったですねぇ。
・最初のWWOOF(4日間) at ワイプ
〜住んでた家
農場が広大すぎて、農場内に簡単な(とはいえしっかりした)家が2件ぐらい建っていたんです。なんと、そのうちの1軒丸々自分のもの。
本当は2人部屋だったのですが、運よくわたし1人だったのです。
これが最高だった。聴覚過敏や音恐怖の人ならわかってくれると思う。
なんの雑音もしない1日が、どんなに平和か。
これは写真を見た方が早いですねぇ。
これが家の前の光景です。
三角のはニワトリ小屋。
ガス・電気・水道もありました。
トイレもこのとおり。
また初日に卵30個を食料としていただきました。
(アレルギーは事前に連絡しておけば配慮してくれます)
これは助かりましたねぇ。卵があればなんでも美味しくなりますから。
・最初のWWOOF(4日間) at ワイプ
〜やったこと
さて、いよいよやったことですね。
結論から言いますと、
主にニワトリ小屋での卵の採取と卵の洗浄、そのカウントです。
つまり、上の卵は、ここで取れたオーガニック&産地ド直送な卵、というわけです。
他に、農地の花摘み、葉野菜つみ、農地の雑草取りをしました。
卵取りはニワトリがかわいそうでしたが、一緒に働いているイタリア女子の楽しそうに働く様子を見てると疲れが吹っ飛びました。
彼女はカップルでFacebookでここを見つけたWWOOFERでした。
また、ホストの方・従業員のかたも3人いて、みんな交代で休みを取りながら、明るくムリをせずのびのびと働いている。何より、多少うまく行かないことがあったとしても、朝4時間働けば、私専用の離れの1軒屋に帰れますから。洗濯は手洗いするなど、多少不便はありますが、精神的に落ち着く環境としては最高なんですね。
また、ボランティアとはいえ、
こんなにホワイトな環境とは思いませんでした。
卵を洗い終わって、朝11時45分だとします。
すると「もう12時になるから今日はいいよ、また明日ね」
と、みんながみんな言ってくれました。
もっと雑に扱われると思ってました。
みんな優しかったですねぇ。
帰りもピックアップしてバス停まで送ってくれ、バスが来るまで待てる美味しいカフェを教えてくれたり。
この「優しい」というのは、実は理由があって、
たいていの場合優しいです。
万が一何かやらかしたとしても、(悪意でなければ)そんなめっちゃ怒られないでしょう。
というかホストは怒ったりできないシステムなんです。
WWOOFというのは、ボランティアが5つ星でホストを評価できるようになっていまして。
ヘンなレビューがつくと、途端にボランティアが来てくれなくなる訳です。
ネットの弱い中、気持ちに余裕ができたので、
久しぶりにじっくり自炊を楽しんで、最高でした。
おうちの前のリンゴの花。
③では、2軒目のWWOOFについて書きますね。
もしお役に立てましたらご支援いただけると励みになります。 いただいたご支援は、全額を幸せな気持ちのために使わせていただきます。