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酒好きの目線で〈焼肉屋さんとノンアルコール〉の相性を考える🥩🥂

この度は3回目の緊急事態宣言が発令され、飲食店では終日酒類の提供を停止することが要請されました。
その為、休業する飲食店もあればノンアルコールを打ち出して営業する飲食店もあります。

当店はというと、ノンアルコールメニューを充実させてお食事を楽しんでもらおうという方向で進めていますが、ふと思うことがありました。。

「はて?普段酒を飲む人が焼肉屋さんでノンアルコールを飲みながら焼肉を楽しむ事が出来るのか?」

そこで改めてノンアルコールドリンクとの相性を考えてみました💡

〜ノンアルコールドリンク〜

ノンアルコールドリンクについて、どんな印象をお持ちでしょうか?

・お酒に寄せてるけど、なんだかんだ酒の旨さには敵わない。
・味が中途半端でソフトドリンク飲む方が良い。
・酔わない事を知ってるから(ノンアルコールとわかってて)飲もうと思えない。

などなど、、、色んな意見があがると思いますがマイナスなイメージが強い方が多い様にも見えます(あくまで主観なので悪しからず🙏)

しかしこのイメージを覆すことが出来れば、飲食店でも、あえて酒ではなくノンアルコールを楽しむという習慣が生まれそうです(^^)

①香りを楽しむ

ノンアルコールドリンクも、例えばワインや高級茶の香りを楽しむようにハーブやスパイスを使ったドリンクであれば香りを楽しむことが出来ます。
そして味に複雑みやスッキリ感を作ることでそれらを料理とペアリングし、酔うことなく至福の時間を過ごせると言えますね🥂✨

そう考えると香りを愉しむタイプのノンアルコールドリンクは、イタリアンやフレンチなどのコース料理と相性が良さそうです✍️

②雰囲気を楽しむ

当店の様な下町の焼肉屋さんが目指すのは完全にこっちです🙆‍♂️

とはいえ先程、酔えないとわかっててノンアルコールを飲もうと思わないという例をあげましたが、その壁をクリア出来なければ雰囲気を楽しむことも難しそうです😔

さてどうするか??

まずは雰囲気づくりからだと僕は考えます💡

ここで1つお聞きしたいのですが、皆さんはお酒が好きですか??
この様な質問をすると必ずと言っていいほどこのような回答をする人がいます。

「お酒というより場の雰囲気が好き」

ということはですよ?お酒の味はあんまり気にしてないじゃんΣ(゚д゚lll)ていう人が一定数いて、〈盛り上がるんならノンアルコールでも問題ない〉と解釈出来ると思います。

「いや、ある程度酔ってないとテンション上がらないんだよ」

そんなご意見もありそうですが、実は以前、こんな実験をしてみました🔽

❓酒が入ってないのに酒だと思い込ませて相手を酔わすことが出来るか❓

「お酒が入ってるという思い込みだけで酔っ払った人がいる」という話を聞きつけ本当かどうか試したくて知り合いに試したことがあります(とても親しい方なので後日謝りました🙏笑)

結果はというと。。。ひとりで靴が履けなくなるくらいベロベロに酔っ払ってました笑
ほんとにそんな事があるんですね😂

ただこの実験でも分かる通り、酒が入って酔わないとテンションが上がらないというのはどうやら思い込みのようです^ ^

人は雰囲気で酔う事が出来る👨‍🎓

となると、いよいよ雰囲気づくりです💡

雰囲気づくり その1
〜グラスにひと手間を🍺〜

例えば、ノンアルコールの人もアルコールを飲んでる人達と同じグラスで飲めばそこに統一感が生まれます。
馬鹿げた話に聞こえるかもしれませんが、皆が同じジョッキを持っていれば見た目で誰が生ビールで誰がノンアルビールか分からないはずです。言い換えるなら、視覚の思い込みをつくるということです💡

雰囲気づくり その2
〜焼肉屋には強炭酸を🥛⚡️〜

カルビとビール、ホルモンとハイボール...の様に、焼肉には炭酸との相性が良さそうです💡
かと言って「じゃあコーラで良いじゃん」となるかと言ったら、酒好きにはそうはならないんですよね。コーラはそもそもジュースの括りなので雰囲気は作れないし🤔自分が酒好きだからわかりますが笑
(ちなみにコーラ好きならいけるでしょう)

となると、強炭酸を使ったノンアルコールを作るのが良さそうです。
とはいえ、今は既存のノンアルコールドリンクもどんどんクオリティが上がっているのでそれを買っちゃって、あとはグラスや味にひと手間加えるだけでOKだと思います。

雰囲気づくり その3
〜👩‍👩‍👦‍👦一体感をつくる👨‍👨‍👦‍👦〜

3回目の緊急事態宣言を受けた今、飲食店での酒類の販売が中止されている今、食事の場で一体感をつくるチャンスです👍

例えばその空間でノンアルコールを感じる瞬間ってどんな瞬間でしょうか?

・みんなが酒を頼むなか、自分だけウーロン茶
・皆がビールを頼んだ時、自分だけノンアル瓶ビールを頼む。
・どんどん酔い始める周りと自分との温度差

つまり酒の場では、〈お酒を飲む人〉と〈飲まない一部の人〉という風に無意識のうちに括られていて、ノンアルコールを飲む人だけ浮いていると感じてしまうというのが共通点であげられます。

※勿論お酒なしでも楽しめる方が沢山いらっしゃるのは承知のうえで、あくまでノンアルコールを飲んでると感じる瞬間の1例です🙇‍♂️

しかし、今は皆が酒を飲めないというこの状況なら、皆でノンアルコールを頼んで楽しめば良いんです。

学生の頃の学園祭やお菓子パーティーの様な一体感を思い出してください。お酒を飲まずにあのテンション、あの盛り上がりようです👏

〜おわりに〜

ノンアルコールについて他にも伝えたい事は沢山ありますが、論点が変わるのでまた別の機会に🙏

とはいえ、どんなに雰囲気を作っても酔っ払った時との楽しさとはまた別ものなのは皆がわかりきっている事実です。

しかし、酒好きな方のノンアルだからつまらないとか食事を楽しめないという固定概念を取っ払って、改めてノンアルの良さを知り、楽しむ工夫をする方が良いと僕は考えます。

例えばノンアルだと
・二日酔いにならない
・飲み終わった後も酒のだるさがないため作業が出来る。
・記憶がはっきりしている(個人的な記憶力はさておきw)
・酔わないため最後まで味が分かる

などのメリットも沢山あります。
なのでこれを機に是非ノンアルコールを楽しんでみてはいかがでしょうか(^^)?

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