【TOA】入手できない人のためのドラマCD感想 -「大きくなりたい、ですの」

注意事項

この記事は、テイルズオブジアビスのドラマCDの良さを広めたいが、もう公式から正規の手段で手に入れられないことを嘆いた中の人による ドラマCDの感想・あらすじの説明・良かった会話の抜粋 が中心の記事です。

ネタバレのオンパレードです。自分の耳で聞きたい!と言う方は速やかに退避をお願いします。

中の人がガイラルディア・ガラン・ガルディオスを愛しすぎているため、ガイにばかり注目している可能性がありますが、許してください。一応、ガイ最愛の箱推しのつもりです。

では参りましょう。今回取り上げるドラマCDはこちら!


「アンソロジードラマCD テイルズオブジアビス Vol.2」

総評
★完全なギャグ世界線!本編で受けた傷はドラマCDで癒せ!(その代わり時間軸は謎。長髪ルークがアッシュと結構仲良し…)
★今回はジェイドとアニスの出番が多め!生き生きしている子安さん、大好きです。
★Vol.1に引き続き、リグレットはおもしろお姉さんです。

脚本もセリフ配分もバランスが良く、ゲーム本編のスキットをそのまま拡張したような雰囲気でたいへん良かったです!とても完成度が高い。個人的には2の方が好き!

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「大きくなりたい、ですの」

《登場人物》
ミュウ、ルーク、ティア、アニス、ジェイド、ナタリア、ガイ、アッシュ

《あらすじ》
ミュウにはある悩みがあった。それは「トクナガのように大きくなって、戦闘中のルークの役に立ちたい」ということ!譜術に詳しいジェイドに"改造"してもらおうとしたミュウだが、一緒に相談に乗っていたガイによって助け出されてしまい…。

《会話抜粋&感想》
ハイ、来ましたね。この話のためにnoteを作ったと言っても過言ではありません。もーーーめちゃめちゃ好き。リアルに500回くらい聞いています(狂人)。冒頭のミュウとジェイドとガイが喋るところがとにかく最高なんですよね…人選が…俺得で…。

ジェ「おや、ミュウ。トクナガで人形遊びですか?」
 ↑とっても爽やかな話しかけ方で良い。
ミュ「違うですの!ボクは今、トクナガさんに人生相談をしていたんですの!」
ジェ「それはそれは。ガイ、後は任せました
ガイ「え?!お、俺に振るなよぉ…」
 ↑いつもの「ガイ、説明を!」パターン。ありがたい。

ジェイドに代わり、ミュウの悩みを聞いてあげるガイ。今だって活躍しているじゃないかとなだめるが…。
ミュ「ガイさんの得意な音機関で、ミュウを大きくすることはできないですの?」
ガイ「うーん…音機関で生き物の大きさを変える方法って言うのは…ちょっと分からないなあ…」
ミュ「みゅうぅ…。トクナガさんは大きくなれて、羨ましいですの…」
ガイ「あっはは…あー、そういうのは、ジェイドの方が得意だと思うよ。なあ!」
ジェ「ほぉ〜?私に話を振りますか
ガイ「あ゛
 ↑このやっちまったって感じの「あ゛」がマジで最高。よっ!墓穴掘り職人!

ジェ「いえ?良いんですよ。たまには私も、生きた人間で実験をしなくては、腕が鈍ってしまいますから」
ガイ「いやっ…!人間じゃなくて、チーグルなんだけど…」
ジェ「もちろん、ミュウのことも責任を持って、大きくなれるよう、"改造"して差し上げます
ミュ「ホントですの?!ボク、大きくなれるですの?!」
ジェ「ええ!」
ミュ「嬉しいですの!嬉しいですの!ガイさん、一緒に大きくなるですの!
 ↑?!?!なぜ一緒に?!

ガイ「お、お、お、俺は嬉しくないぞ?!?!ミュウ!だっ…!こ、こ、こ、断れ!!!今すぐ断るんだ!!危険すぎる!!!」
 ↑身の危険を感じ、どもりまくるガイ。ここの演技めっちゃ面白い!松本さんはガイがピンチの時の演技が上手い!(そもそもピンチにならないでくれ)
ミュ「みゅ?」
ガイ「ジェイドに任せたら、どんな実験に使われるか分かったもんじゃない!」
ジェ「おやあ、心外ですねえ。傷つきますよ?」
ガイ「嘘つくな!!!!…とにかくミュウ、ジェイドはダメだ!相談するなら、ティアかナタリアにするんだ。いいな?」
ミュ「でも、今、ガイさんと一緒に大きくしてくれるって…」
ガイ「俺は大きくなりたくないっ!!!
 ↑ここまで言われるとだんだん「大きなガイさん」に興味が湧いてくる。
ジェ「まあそう遠慮をなさらずに」
ガイ「いや!遠慮させて頂きます。行くぞ、ミュウ!」
ミュ「みゅっ!みゅう、みゅう、みゅうっ!」
 ↑ここのミュウがめちゃくちゃ可愛くて聞き漏らすまいとしてしまう。

ミュウを連れて一目散に逃げ出すガイ。
ジェ「ふむ…。逃げられてしまいましたか…
 ↑どんだけ人体実験したかったんだよ…。
ここの会話結構長いんだけど、全然苦にならずに何回も聞けるくらいテンポがいい。子安さんも松本さんも、間の取り方がうまいなあ。

逃げた先で、ティアとナタリアに偶然出会うガイとミュウ。
ナタリアに「今だって十分役に立っているではありませんか」と宥められるも、ミュウは納得していない様子。一方ティアは…。
ティ「でも…。大きくなったミュウも、きっと可愛いわ…!」
ミュ「みゅっ?」
ナタ「ティアっ!」
 ↑ここの、名前を鋭く呼んでティアを嗜めるナタリアがとても良い。王女!

その後、アニスから「トクナガが大きくなれるのは、ディストにそういう風に作ってもらったからだけど…」という話を聞いて、ディストを探しに街に飛び出して行ってしまうミュウ。てかずっと思ってるんだけどドラマCDのアニスちゃんめちゃくちゃ優しくないか?序盤・中盤のトゲが相当減ってる…!

あと、ティアもナタリアもアニスも「ミュウに悩みがある」と聞いた時に真っ先に「ルークに何かされた?また虐められた?」と言ってくるのが面白いんだけど、ミュウがそれに必ず「違うですの!ご主人様はいっつも優しいですの!」と返すのでじんとくる。

ディストを探して走りまわり、転んでしまうミュウ。
ミュ「みゅ、みゅ、みゅ、みゅ…。み゛ゅっ!!(転ぶ)……みゅうぅ〜……」
 ↑転んで涙声(?)になるミュウ。なんだこの可愛い生物は…。
 ↑17年前は分からなかったけど、今、ミュウがアツい。かわいすぎる。

そこに出くわすアッシュ。本当によく会うねえ…。
ディストを見つけて、トクナガのように大きくしてもらうのだとミュウから聞くアッシュ。しかし、ミュウの若干回りくどい説明の仕方がアッシュの気に障ったようで…。
アシ「(…なんだこのチーグル…。気のせいか妙にウザい感じが…。それに、チーグルというより、これは…)」
アシ「ブ…」
ミュ「みゅ?」
アシ「ブタザル…?
 ↑いやルークと発想一緒かよ!さすが完全同位体!

ルークにつけてもらった名前をアッシュに言い当てられ、感動するミュウ。アッシュはミュウとブタザル、どちらがお前の名前なんだ?とミュウに確認するが、ミュウの説明はやっぱり回りくどく、要領を得ない。
ミュウ「"ミュウ"は、ボクの名前ですの!ミュウは、"ブタザル"で"ミュウ"ですの!ミュウは、ご主人様がつけてくれた"ブタザル"って名前も……。アッシュさん…?黙ってしまってどうしたんですの?お腹痛いですの?」
アシ「……なん、でも、ない……
 ↑堪えろアッシュ!イライラしたら負けだ!

そこへ、今度はルークが現れる。ミュウの事情と多少の罵倒をルークに伝えて、アッシュはその場を去るのであった。ルークは改めてミュウから話を聞くことに。(余談だけど、ここで流れてる音楽がなんか謎に良くて、仕事中とかにずっと思い出してしまう…)
ルク「…別に、大きくならなくても良いだろ」
ミュ「…みゅ…?」
ルク「火を吹いたり、岩を壊したり、お前は十分役に立ってるよ。…それに、お前が大きかったら、たぶん一緒に旅してないと思うし」
 ↑このルークはミュウにちょっと優しいから、短髪ルークかな?
 ↑仲間たちが言ったのと同じように、「今でも十分役に立ってる」と回答するルーク。なんて尊いんだ…。
ミュ「大きいボクはダメですの…?」
ルク「デカい図体で跳ね回ってたら、ウザくてしょーがねえからな」
ミュ「ボク、小さくてよかったですの!これからも小さいボクでがんばるですの!でーすのー、でーすのー、でーすーのーっ♪」
ルク「……訂正する。小さくてもウゼェ!!!
ミュ「みゅうぅ〜〜……」
 ↑こんなに可愛いミュウをちょいウザのマスコットキャラにした制作陣、マジで天才だよな…。不思議な関係性だ…。

ということで…ねっ。最高の話じゃありませんか?ドラマCDたくさん集めましたけどこの話を1番何回もリピートしている気がします。是非聞いてもらいたい…。

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