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ここで根を張り、私らしく。vol.1

シックな花合わせに魅了されて飛び込んだ、パリスタイルの世界。花の学びと共に、そこに集う素敵な人たちとのご縁は私の中で大きな宝となっています。

パリスタイルで出会った人はどうしてみんな魅力的なのかな?日々、どんなことを考えながら過ごしているんだろう。ぜひ聞いてみたい!そんな気持ちが高まって、インタビューをお願いしました。思った通りワクワクするお話ばかり!皆さんにもぜひ、そのエッセンスをお伝えしたいと思います。

第4回は、静岡で自然と寄り添いながら、花で暮らしを彩る楽しさを伝える向井真由美さんです。

大阪、パリ、静岡

ディプロマレッスンにて花材準備中の真由美さん(中央)

販売員として働いていた真由美さん。仕事は楽しかったものの激務で退職、以前からやってみたかった花の仕事に転職しました。初めはアルバイトから始めた花仕事でしたが、入った会社で、インタビュー第2回に登場頂いた幸恵さんと出会います。花の仕事にまい進する中で、次第に自分もパリへ行きたいという気持ちが芽生え、会社を辞めてパリ花留学を果たしました。

パリ滞在中には、ローズバッドでの研修、斎藤由美さんの著書『シャンペトルのすべて パリ・トップフローリストの花』の花材一覧表の日仏語表記を担当するなど、貴重な体験もできたそう。日本に帰国後は、幸恵さんの下でアシスタントを務めながら「le bosquet(ル・ボスケ)」という屋号で花仕事をスタート。ギフトオーダー、そしてレッスンと活動を広げていきました。その後、結婚して静岡に移住。現在は子育てをしながら、自然に寄り添うフラワーレッスン、ご自分で作った押し花を使った作品「お花の標本」シリーズの販売など、花で暮らしを彩る活動をされています。

私が真由美さんと初めて会ったのは、「Yumi SAITO Paris diplome」ディプロマ2期生として幸恵さんのレッスンに通っていた時。アシスタントとして毎回のレッスンでサポートをして下さっていました。花材を前にして眉間にしわを寄せて考え込む私たちに、そっと優しくアドバイスしてくれる真由美さんの存在はディプロマ生の癒しでした!

静岡に移住されてからは、斎藤由美さんとのコラボワークショップに参加したり、作品を買わせて頂いたり。またInstagramなどでセンスあふれる穏やかな暮らしぶりを拝見し、素敵だなあと憧れもしています。

お仕事のこと、生活のこと、聞きたいことはたくさん。まずは毎日の暮らしや、現在の活動についてお話を伺いました。

※インタビュー内容は2021年8月現在

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