バカとはなんだ!

バカって定義が難しいんじゃないかと思った。バカとは頭の悪いという事が一般的な解釈だ。

頭の良い悪いって何が基準なんだと言われると、知識量とか回転の速さ、筋道が論理的とかって言われる。でもなんか違うと思っている。

バカの本質は情報のシャットアウトだという意見の本もあった。なんとなく分かったがちょっと考えてみたくなった。

バカというのは抽象化して情報を理解したがその時取りこぼしたか省略したものがあり他人に理解されない事、または具体化で情報を付け加えたものが他人に理解されない事と個人的には思っている。

でもこれは思考したり表現したりする過程において絶対に出てくるので、バカなこととバカでないことが重なり合っていて、誰かが蓋を開けたら開けた人のタイミングや価値観でどっちかに決まるのだと思っている。

となると、バカは頭の良し悪しとは相関がないんじゃないかと思っている。だから、他人からバカだと言われて自分は頭が悪いんだと卑屈にはならなくてもいいし、話の弾みで他人のことをバカと言ってしまう事もよくあるが、言われた人が本当に頭悪いわけではない。

確実なのは、

「誰でもいつでもバカになりうる」「バカは突然なる」

で、「バカと天才は紙一重」というのも確率論なのかもしれない。

あと、「バカは迷わない」のはおそらく正しい。だから、一直線に高速で進む必要性がある時はバカじゃないといけない。ハイな状態の時はおそらくバカになっている。そう考えるとバカも悪い事ではないと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?