#293 ファシリーテーターの心得

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第379回】「ファシリテーション講習でライブ収録した。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんがプレゼンテーションしたファシリテーション講習の収録を公開して、ファシリテーターの心得の話。

過去のことをわざわざ集まって時間を割くのはできる限り避ける。
まずはビジョン(方向性)を決めて、そのあとに議論の中でゴールを設定して「ここまでは行こう」とそこへ突き進んでいく。そこから先はファシリテーターはとにかく傾聴する。
ビジョンを決めないとみんな適当に線路を引く。同じ線路に乗ることが大事。
ゴールは、未来にあることを確認する。今どうのこうのを議論するのではなく、これからどうする、自分たちが手を動かすことによって最終的にどういったものがあるとよいのか、といった未来の部分を言語化する。集まっている人たちの共通認識でなければならないし、ファシリテーターは事あるごとにそれを思い出させる役割。
傾聴というのは、音として聞くのではなく、その中にあるアイデアの種を探すために聴く。「それはこういうこと?」と質問であったり、言い換えたりして言語化をする手伝いをするのがファシリテーター。
常に質問する体制を整えながら必死に聴く。
そして、ファシリテーションの絶対やってはいけないこと。
・ファシリテーターがしゃべりすぎる。
・自分の結論に引っ張りすぎる。
・ジャッジメントをする。
・公開処刑やみんなの前で恥をかかせる。
・過去の実績からくるプライド(俺に言わせれば…、俺が若いころは…、などなど)を持ち込む。

私が、ファシリテーターの役割で意識することは、
・時間配分
・みんなが話しやすい和やかな雰囲気をつくる
・参加者全員にできるだけ均等に話してもらう
です。
これまでに業務や研修でファシリテーターを務めてきた人を見て見習おうと思ったのが「参加者全員に話してもらう」です。
ある人は、まだ発言していない人へ振るタイミングもよくて、全体を見てファシリテーションしている感が伝わってきました。
また、私が前回ファシリテーターを務めたときに、同僚から「話しやすい雰囲気をつくっている」と言ってもらい、自分が意識していただけに大変嬉しいフィードバックでした。
ビジョンやゴールは最初に明確に伝えるようにしているので、次回は傾聴を加えて実践してみます。


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