#298 個人として多様性を認めるために

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第387回】「オンラインサロンでの議論で嬉しかったこと。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんのオンラインサロンで異なる意見をもらったとのことから、多様性を認めるという話。

平和で幸せな社会というのを考えると、多様性ってすごく大事になってくると思う。
異なる意見を受け入れていって、違う考えの人たちが社会を形づくっていくというのが不可欠な要素だと思う。
違う意見を言ったら排斥しようという流れになってしまっては、コミュニティというのはどんどん狭くなるばかりで、そして対立が起きやすいといった状態ができあがると僕は考えている。
僕のサロンの中では、異なる意見であったり、違う視点は尊重したいなぁと思っていたので、反対意見が出てきたことに対して「うぉ、来た!」という感じで受け止めた。
僕自身はそんなに聞き分けがいい方ではなく、やっぱり自分の賛同者が多い方が快適なわけです。
否定されるよりも褒めてもらったり受け入れてもらったりする方が、絶対快適ではないかと思う。
ただ、自分と同じ考え方の部分ばっかりに目がいってしまうと、思考が偏ってくる。別の見方があるということを知らないと考え方や心の持ちようといったマインドセットが硬直化してしまうんじゃないかと思う。
何でもかんでも違う意見を取り入れなければいけない、とそこまで極端な意見を言うつもりはないが、違う意見がこの世には存在するということは少なくとも理解しておく必要がある。

ここ数年で多様性という言葉が聞かれるようになり、「多様性を認めなければならない」という風潮になってきているように思います。
「認めなければならない」と表現したのは、今でこそ自分の中で自然に「認める」という状態になってきていますが、以前は「認めなければならない」という風潮に押される部分があったからです。
私は、たまたま参加した研修で、多様性やウェルビーイングに関する講義を聴いたり、仲間と自己開示し合ったりしたおかげで、自然と「認める」という状態になっていきました。
会社では、特に役職のある人たちの中には、そのポジションの責務もあって「多様性を認めなければならない」という意識が先行してる人が少なくはないと思います。
風潮や責務に関係なく、個人として自然に「多様性を認める」となればもっと風通しがよくなりそうに思います。
そのためには、どこかのコミュニティやボランティアに参加してみたり、自分の仕事や趣味の枠を超えたところにいる人たちと接してみるのもよいのではないでしょうか。

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