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屋根の材料集め

『家の屋根を直す』

屋根を貼り替える、塗装する、一部修繕する。普通に考えると業者発注の一択。

それが、茅葺になるとそうとも限らない。まあ、昔は自分達、というか集落の人達で屋根の修繕をやっていただのだから。DIYという言葉が流行ってだいぶ経つが、いつからなんでもかんでも業者に発注する分業システムになってしまったのか。DIYのような日本語ってあるんかな。

茅葺は、今のところ職人さんに一から教えてもらわないと全く進まないのが現状だ。なんとか技術をものにして自分達だけでできるようになりたい。そして、茅葺の小屋くらい建てられるようになりたい。まあ、まだまだ先かもしれないが、まずは、自分達だけでできるDIY!それは、茅を集めること。屋根の材料を自分達で支給できるなんて、しかも労力と時間だけ。

場所も確保できたんで、昨年の11月から茅集めを開始した。

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茅を集める場所は、茅葺の屋根の家を放課後クラブ『かやぶきの家 まねきや』として運営してくれている大志さんが、その施設に来ている子供のお父さんが使っていない畑にあると教えてくれた。そしてそこの茅を取らせてもらえることになった。

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この左側の白い部分が茅。ここを上の写真のように束ねて半年ほど乾かしておく。

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まずは、ここの茅を採ってビニールハウスで保管することにしよう。とりあえず、一冬でどれだけ採れるかやな。雪がたくさん積もってしまうと思うようにいかんやろし、来れる時に出来るだけ採るしかないな。まあ、一番来れるタイミングは土日の朝やな〜。休みの日中は娘と遊びたいし〜。

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日の出とともに作業開始!これもなかなかええもんや。冷たく空気が澄んでて気持ちがいい!茅自体の取得は、大体11月の下旬くらいから。茅自体が枯れた色になって水分が抜けた状態が刈りやすいらしい。12月の後半には根雪になってしまうことが多い函館近郊だと1ヶ月が勝負!これって朝活かな?

さあさ、頑張りますか!

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