見出し画像

初ゲスト!

なんと!我らのラジオ、ハコネタラジオに初ゲストが来てくれた!

函館でシーシャサロンを運営している佐々木さんに来ていただいた。写真にあるようなめっちゃオシャレな雰囲気。建物も大正時代の建物を利用していて、薪ストーブもある。シーシャサロンの名前は、『cotton boy』。店のインスタはこちら↓

そして、そのラジオ会はこちら↓

そもそもシーシャって?という人もいるだろう。自分も全く知らなかった。いわゆる水タバコのことだ。

「なんや、タバコか〜」

と思うことなかれ!最近は、くつろぐ場所としての利用が増えてきている。飲み会の二次会で「ちょっと落ち着くとこ行きたいな〜」となった場合の利用方法もあるという。シーシャができる場所は、サロンやラウンジ形式のものもあり、一言で言ってしまうと、

「めっちゃオシャレやん」

函館のcotton boyは雰囲気のいいソファがあったり、暖炉があったりと低い位置の家具が多く、リビング感も出てさらに寛ぎ要素が満載だ。

シーシャサロン『cotton boy』

今回話を伺ってみて、全然知らなかったことや想像とかけ離れてたことも多々あった。くつろぐ場所として使われていることも知らなかった。モクモクのタバコの喫煙ルームとは大違い。そして、一回を愉しむ時間は、90分から120分。かなりゆっくり楽しめる。煙を吸い込むことで脳の酸素量が減り、少しぼーっとする感覚があるそうだ。そういったことがくつろぐにも最適なのかもしれない。タバコを吸わない自分としては、未知の世界だ。なんかデジタルデトックスにもいいのでは?と想像してしまった。

どんな人が利用するのか聞いてみると、SNS時代なので20代から40代が多いそうで、しかもタバコを吸わない人が半分という。これは衝撃的な事実だった。他にもタバコの葉を使わないシーシャもあり、『タバコ』というものに抵抗のある人にはとてもいい。実際、自分もタバコを吸わないので、これならやってみたいかもな、と思った。果物の皮を使うらしい。他に一般のシーシャでも色んな味のフレーバーが揃っている。それをいくつか組み合わせて自分の好みにしていくこともできるということだ。

「スタバやん!」

と思わず言ってしまった。最初にチャージ料が発生はするのだが、フリードリンクは飲み放題で、お菓子もあるという。なんだか本当にラウンジだな。仕事をしにくるお一人様や友達同士でくる女性。数人でくる人の中にはシーシャをする人としない人で来ることも1つのシーシャをシェアすることも。しかし、聞いてみないと、行ってみないと分からないことがたくさんある。ぜひ、一度行ってみよう!とは思っている。「行ったことないんかい!」というツッコミはとりあえず、お控えなすって。今、お店で無水パキスタンカレーも出している。こちらはいただいたが、めっちゃうまい!

ラジオでも言わせてもらったが、

普通、水を使わないタバコと、
普通、水を使うカレー

を出しているのが、おもしろい!

ここで検索マニアのアンテナが反応するのは、もちろんシーシャの歴史!まずは、シーシャは何語か、

これはペルシア語のシーシェ(ガラスの意味)からきており、インドやパキスタンで主に用いられる名称。煙が水を通る間に多少冷やされることもあって、昼間の気温が高いインドや中近東で人気がある。特に中近東では喫茶店に置いてあることが多く、昼間から喫茶店で男性が水たばこを嗜む姿をよく見かける。

実際に中東では日本のコンビニ並みにシーシャを楽しめるらしい。発祥といことになるとオスマントルコかエジプトかインドの説が有力だが、はっきりとは分かっていない。タバコ自体はアメリカ大陸発見後、ヨーロッパで広がっていった為、シーシャもその後ということになる。現在流行っているフレーバーを用いたシーシャの歴史はさらに浅く、30年前くらいからだという。

貴族の間で、タバコの害を水を通すことで減らすという発想が採用され、広まることになった。インド貴族中心だったが、徐々にヨーロッパに。やはり、タバコとなると害があるかどうかが非常に気になるところ。「せっかく、タバコを勧められても断り、ここまで生きてきたのに〜」という人もいるだろう。

当然、タバコの葉を燃焼させるため、ニコチン・タールは発生する。ただ、ニコチンは水溶性のため、一度水に潜らせるため、ほとんど溶けて体に入るのは微量であると言われる。吸った感覚としてもほぼニコチンを感じず、喉への影響もほとんどない。匂いについてもタバコの葉を燃焼させた匂いよりフレーバーを大きく感じる。

と、全く持って無害!ということはないが、かなり少ない。そして、家で気軽にできるものでもないので、常習性も考えることもない。それでも!という場合は、先に述べたようにタバコの葉を使わないシーシャを愉しむのがいい。と、逃げ道もしっかり用意されている。こりゃ、いかなかんな!やっぱ。

しかし、『知る機会』を得られてほんとよかった。知らんことを知るんはほんまにおもろいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?