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廃校で〇〇はじめちゃいました!〜tas coffee編〜

福岡県田川市にある廃校利活用施設いいかねPalette。「なんでもできる世界をつくる」をキャッチフレーズに音楽スタジオや宿泊など、様々なことができる施設として運営しています。

いいかねPaletteには、テナントとして空き教室に入居し、事業を行っている企業や団体、個人事業主様がいらっしゃいます。

どの入居者さんも、おもしろい事業を行っている方ばかり!

そこで、「廃校で〇〇はじめちゃいました!」と題していいかねPaletteの空き教室で事業を行っている方たちをインタビュー形式で紹介します!

そして、いいかねPaletteでは、現在、普通教室×1、理科室×1、図工室×1(NEW!)、ヨンブンノイチ教室×1のテナントを募集しています!

興味のある方は、是非、こちらからお問い合わせください。

では、「廃校で〇〇はじめちゃいました!〜tas coffee編〜」店主の山口さんへのインタビューをどうぞ!

店主の山口さん

廃校で〇〇はじめちゃいました!〜tas coffee編〜

入居者:山口さん(tas coffee 店主)
聞き手:タカキ(いいかねPaletteスタッフ)
場所:給食室

tas→タス→足す

ーtas coffeeって、もともと違う場所にありましたよね。

そうですね。エントランスから入ってすぐのところにある階段の下にありました。6年前くらいに、当時、社長だった樋口さんから「りゅうちゃん、コーヒーやったらいいやん」って声をかけてもらったのがきっかけです。

ちなみに、tas coffeeの由来って、知ってます?

ーいえ、知らないです。tas coffeeって由来があるんですか?

tas coffeeの「tas」は「足す(プラス)」のことで、tas coffeeの場所が、来てくれた人に「何かをプラスする」存在でありたいという想いが込められています。

その頃、樋口さん(現会長)や青柳さん(現社長)、そして山野さん(現おいとま食堂店主)とかと、いいかねPaletteについて、よく話していたんですよね。その時に、お店の名前の話になったんです。

ーまだ、スタッフが少なかった時ですね。

そうです。いいかねPaletteって「何かをやってみたい」って思っている人とか、「何かおもしろいことないかな」って探している人とか、そんな人が集まってきます。

そんな人たちに、何か「きっかけ」だったり「出会い」だったりを与える(プラスする)ことで、ここが、もっとおもしろい場所になると思うし、その人の未来も、もっとおもしろくなると思います。

だから、tas coffeeに来てくれたお客さんと話していて「この人が、あの人に会ったらおもしろいことが起こりそう」とか、「この人をあの場所に連れて行ったら良いかも」みたいなことを考えるんですよね。

そうやって、お客さんと、人や場所をつなぐことで、実際に、おもしろいことが起きます。それを見るのが、めちゃくちゃ楽しいんです。

「足す」から「0」でもいい

ー確かに、それは、いいかねPaletteっぽいというか、僕もいいかねPaletteってそんな場所だと思ってます。

はい。そうやって、お客さんが何かを足す場所、プラスになる場所にしたいと思っています。✕(掛ける)だと駄目なんですよね。その人が0(ゼロ)なら掛けても0(ゼロ)になるから。

ーなるほど。だから、0(ゼロ)の人、つまり「何かしたい」って思っていない人でも、ここで何かを足す(プラス)することで、何かが始まるかもしれませんね。

はい。それに、デザイナーだったり、アーティストだったり、音楽やってる人だったり、いいかねPaletteに関わる人には、様々な人がいます。

ここで繋がった人たちのフライヤー

そんな人たちと誰かをつないだらおもしろくなるなって思うし、つないでおもしろくしたいなって思うんですよね。

ここには、0(ゼロ)の人でも、何かが始まる「きっかけ」になるような人がたくさんいると思います。

つなぐことで生まれる

ーなるほど、おもしろいですね。

それは一緒にバンドをしている、たぬき庵のユースケ君からも影響を受けてますね。様々な人をつないで、おもしろいことをやっている先輩です。

すべてを持ち合わせていなくても、AさんのスキルとBさんのスキルが合わさったら、こんなことができる。それにCさんが加わったら、もっとすごいことが起こったりする。

いいかねPaletteってそんな場所になる可能性があるし、そうなってほしいなって思うし、僕もそんな場所にしたいなって思って、tas coffeeをやっています。

ーいいですね。実際に、何かが加わることで、起こった出来事はありますか?

先日の廃校文化祭は、まさにそんなイベントだったんじゃないかなって思います。

ー確かにそうですね!

廃校文化祭を企画したクボレナも、もともとtas coffeeがきっかけで、スタッフになって「ツキ市」だったり、様々なイベントを企画しました。

イベントをやるごとに、いろんな人が繋がっていって、廃校文化祭は、その集大成みたいなイベントだったと思います。

愛があれば大丈夫

ーそうですね。確かに廃校文化祭は、本当に素晴らしいイベントでした。最後に、どんな人にいいかねPaletteに来てほしいですか?

固定観念がなくて、柔軟な人だったら、何でもできると思います。あと、ピュアな人。そんな人が、何か行動を起こせたら、おもしろいことが起きると思いますね。

あと、そうですね、愛情がある人がいいと思います。ちゃんとお礼が言えたり、「ごめんなさい」って言えたり。そんな人ですね。

そんな人だったら、いいかねPaletteの人たちや、その周りの人たちから助けてもらえると思います。愛を持っていたら、助けてもらえるので、それだけで良いんじゃないですかね。

インタビューは以上です。

こだわりの豆とネルドリップ

tas coffeeでは山口さんが自家焙煎したコーヒー豆をネルドリップで淹れてくれます。

苦みとコクの中に、いろんな発見がある、そんなコーヒーを飲むことができますし、最近は、スイーツも山口さんご自身で作っていらっしゃいます。

めちゃくちゃ美味しいので、是非、いいかねPaletteの給食室内tas coffeeに来てみてください。また、こだわりのコーヒー豆は通販でも購入できるそうです!

tas coffeeの詳しい情報はこちらからチェックしてくださいね!


いいかねPaletteはテナント募集中

最後に、もう一度、お知らせです。

そして、いいかねPaletteでは、現在、普通教室×1、理科室×1、図工室×1(NEW!)、ヨンブンノイチ教室×1のテナントを募集しています!

興味のある方は、是非、こちらからお問い合わせください。


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