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NEW MUSIC, NEW LIFE! 2022/07/16

いいかねPaletteの体育館とシェアライブラリー2会場で開催されたライブイベント、NEW MUSIC, NEW LIFE!主催の笹口騒音さんと、PANIC SMILEのギター担当、中西伸暢さんにインタビューを行いました。

◯まずは自己紹介をお願いします。

笹口騒音(以下 笹):笹口騒音という歌手、ミュージシャンです。太平洋不知火楽団、うみのて、笹口騒音オーケストラ、NEW OLYMPIXというバンドをやっております。

中西伸暢(以下 中):non-commital名義で音楽事業を、”IRIKO”、”PANICSMILE”でアーティスト活動をやってます。中西伸暢と言います。

○このイベントを開催するきっかけを教えていただけますか?

笹:自分は熊本出身なのですが、ずっと東京で活動していまして、5年前くらいに九州に戻ってきて九州でも音楽をやりはじめた時に九州にたくさんいい音楽をやっている人たちがいることを再確認し、まだまだ微力ながら九州の音楽を盛り上げたい!と、まず最初に福岡と熊本で実験的にDIYフェスをやってみようと思ったのがきっかけです。

○今回の出演者さんは、どのようにオファーされたんですか?

笹:今回は笹口の歌手活動20周年記念カバー集のレコ発も兼ねていまして、そのカバー集ご参加者の中で福岡を拠点に活動されている方々を中心にご出演いただきました。
加えて、東京から自分のやっている2バンド(うみのて、笹口騒音オーケストラ)と関西から期待のホープとして槇平れんくん、Mee floatさんをお呼びしました。

○中西さんは出演だけでなくPAチームも担当されていますが、今回PAを担当する事になったいきさつは?

中:主催者の笹口さんより音響PAをお願いできないかとお声かけ頂きました。ただ自分も出演者であり、2ステージのPAは出来ないので自分が信頼してるスタッフにPAはお願いして、音響の全体管理って形で参加させていただきました。
多分一昨年ぐらいから自分が携わってる野外イベントにも笹口さんには出演していただいたりしてて、そういった流れを見てくれてて今回お願いしていただいたと思ってます。

笹:いつも福岡でのライブでPAをしていただき、また野外フェス「POINT」でも音響を担当されていて、大信頼感をもっているのでお願いさせていただきました。
また中西さんがギターを弾かれているPANICSMILEに今回の笹口騒音歌手活動20周年記念カバー集にご参加いただいているのもありまして。

○現在までのお二人の活動について教えて下さい。

笹:ずっと東京でソロやバンドやライブ活動をしていたのですが、九州に戻ってからは東京でも九州でもバリバリやっていきたい所存です。
イベントもライブハウスや野外音楽堂など様々な場所でおこなってきました。
ライブハウスでは「ASO ROCK FESTIVAL(元祖)」「笹祭」等、上野水上野外音楽堂では「笹フォークジャンボリー」を開催してきました。

中:IRIKOってバンドは地元の友人達と17年近くやってます。PANICSMILEには7年前に加入して活動させてもらってますが、自分が10年前ぐらいから、福岡UTEROというライブハウスに勤めてまして、そこにPANICSMILEのvocal/EGの吉田さんも働く事になり、そこで会話してる中でギターで加入しないかとなり加入しました。

あと一昨年からMake The Pancakeのみんなと熊本の吉田太一君(yard rat デュビア80000cc sniff)と一緒にCONSTRUCTIONって立場で”POINT”ってイベントをしてます。ライブハウスに気軽に来れるようにライブハウス以外の場所でイベントを組んでる感じです。

○お二人の出会いについて教えて下さい。

笹:もう10年以上も前にはじめて福岡に太平洋不知火楽団というバンドでライブさせてもらった時に、IRIKOと対バンしたのが出会いです。
車で久留米の祖母の家に送ってもらいがてら、ラーメン屋(丸星ラーメン?)にも連れていってもらったおもひで…
その頃からずっと変わらぬやさしく頼りになるお人柄で中西さんがいるだけで超安心感…

中:丸星ラーメン行きましたね。あの時笹口さんの親戚が久留米に住んでいるって事ですごい嬉しかったの覚えてます。
やっぱり当時は東京って外国って思うぐらい遠い感覚で、ましてやそこで活動されてるアーティストに関してもやはりどこか遠い気がしてて、同じ地元に親戚がいるって感覚がすごい不思議で、、、
今思うと全然普通ではあるんですけどね。笑
それぐらい東京ってモノには距離感を感じてましたからね。

◯丸星ラーメンいいですね。食べたくなってきた。僕自身も福岡でバンド活動を以前から行っていますが、確かに東京に距離感は感じていましたね。
今回笹口さんは、なぜいいかねPaletteでイベントを行おうと思ったんですか?

笹:NEW OLYMPIX九州支部のメンバー(松本さん)がいいかねPaletteで働かれていて、呂布カルマさんを呼んでイベントをやられた際に観に行かせてもらって、とてもいい場所だと感じたからです。
元小学校というのも童心に帰れて、自由に遊べる雰囲気で魅力的でした。

○パレットでイベントを行なった感想を教えて下さい。

笹:お客さんにも出演者にも元小学校という日頃なかなかない場所でのライブを楽しんでいただけたようでうれしかったです。
特に体育館でのライブは学園祭のようでスペシャルな環境でした。いろいろとムリをいいましたのに、なんでも超良心的に相談にものっていただき超感謝です。

中:面白いです。何より最近僕は野外や色んなところでイベントをさせて頂く事が多いのですが、その場所でしかならせない音ってのがやはりあって、それはライブハウスという音に特化した環境とはまた一つ違う音が鳴るのが面白いです。
パレットもパレットの音が鳴ってると思うし、それが今後また色んなイベントを重ねていって変わっていくと思います。

○最近よく聞く音源3つを教えて下さい。

笹:SetagayaGenico 『cosmic』
  UlulU 『UlulU』
  笹口騒音歌手活動20周年記念カバー集 『NEW MUSIC, NEW LIFE』

中:寺尾紗穂 『楕円の夢』
  魚座 『シルバースター』
  paionia  『跡形』

○今後の活動

笹:また是非いいかねPaletteでもイベントやらせていただきたいです!
2023は阿蘇アスペクタにてNEW MUSIC, NEW LIFE!フェスを構想中です。大九州の音楽をバリ盛り上げてまいります!

中:今月よりフリーとなったので自由にいろんな形で音楽に携わって行けたらと思ってます。後はロードトゥーカンパニーでちゃんと会社に出来ればっても思ってます。
会社が何かも全く分かりませんが。笑

◯ありがとうございました。



interviewer 松本圭祐



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