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備忘録~可愛い強請屋と仁義なき戦い~


■今日は更新はお休みです

小説と読書記録の更新は今日はお休みします。
今日は長編の執筆に時間を割いてしまったので、短編と読書に時間が回りませんでした。
明日は短編のアップができるかなと思いますので、申し訳ありませんが明日までお待ちください。

■備忘録

ということで備忘録です。
サムネイル画像は今日のランチ風景です。今日は街中のコッペパン屋さんでたまごサンドとポテサラサンドを買って堪能しようと思ったのですが、折角天気もいいですし、風も穏やかで暖か、と気持ちがよいので外で食べることにしました。

ベンチに広げてさあ、いただきます、と食べようと思った瞬間、どこからともなくその強請屋はやってきたのです。
眼光鋭く私のコッペパンを睨み、しなやかな体をくねらせて一歩一歩着実に歩み寄る。されど無粋に飛び掛かることはしない、無言でこちらに圧力をかけてくる強請屋――かわいい猫さんでした。

私が動いても動じなかったところを見ると、人に大分慣れているのでしょうね。餌とかもらってるんだと思います。

私も許されるならパンをちぎって放りたい気持ちだったのですが、餌付け行為は近所の方のご迷惑にもなりますし、そもそも猫の生態に詳しくないので、何を食べさせてよくて、だめなものは何か、さっぱり知識がありませんでしたので、涙をのんでコッペパンを握りしめ、心を鬼にしたのでした。

彼(彼女?)は私の食事中、常にコッペパンから視線を外しませんでした。私が急に動いても逃げられる距離を保ちつつ、じいーっとコッペパンを睨みつけていたわけで。こちらとしては食べる居心地が悪いというか。今後同じところで食べるのはやめようと思いました。

私の食事が終わると興味を失って離れていき、暖かそうな日向で毛繕いをしてました。

■辰年? いや、今年は猫の年だ!

猫といえばで思い出したことですが、脳内メーカー(名称あってます?)ってあるじゃないですか。その年のあなたの頭の中はこうだ! って教えてくれるやつ。
あれで私の本名で2024年の頭の中をばばーんっと検索してみたら、なんと見事に「猫」一色なわけです。頭の中にいくつも「猫」という漢字が並んでいるのは可笑しいを通り越して気色悪かったですね。

もちろん、賃貸ペット禁止のアパートなので猫は飼ってません。

じゃあ何で「猫」? と考えると、思い当たることがなくもないというか。
集英社のノベル大賞に出した長編で鍵となる動物が、猫に似た架空の動物で、また「猫人間」という怪人物が登場します。
他にも短編小説新人賞に出した短編の一つに、猫の面をつけて小柄な「猫の行者」という人物が登場したりするなど、どういうわけか最近の小説では猫に拘っている節があり。

この猫たちがまねき猫のように私に福を運んできてくれるといいのですが。
野良猫にパンの一欠けらも恵まなかった男に招いてきてくれる福はないでしょうか。

■結びに

猫は眠っているだけで有名になれるから羨ましいものです。
栃木県日光市にある世界遺産、日光東照宮には「眠り猫」という飾り彫りが施されてまして、知っている方も多いのではと思います。

私も眠っていたら有名になれますかね?
いや、時間を浪費するのと肥えるだけですね。
眠るのはほどほどにして、精々有名になれるよう尽力したいと思います。

それでは、みなさまの元にも、福を招く猫の訪れがありますよう祈りつつ。

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