フランスと日本による政府要人不倫報道に関する報道の違い

元官房副長官の不倫発覚と報道内容

2009年、自民党の鴻池氏が官房副長官を自任、熱海で愛人とゴルフ旅行をしていたため。国会議員に支給されるJRのフリーパス(グリーン車でも寝台車でもタタで乗り放題)を使って新幹線に乗った。建前上は議員活動の身にしか使ってはいけない。官房副長官は総額で数十億円とも言われる官房機密費があるだろうに、なぜ新幹線代をケチったのかは謎。戦争時期には妻以外に大事な妾を持つことは違法ではなかったし珍しくもなかった。

不倫に関するフランスのマスコミと日本の違い

フランスのマスコミ報道は大統領や閣僚がスキャンダルを起こしても大して取り上げない、そもそも商売になるようなテーマにならない。ミッテラン元大統領が在任中に隠し子がいたと発覚した際も大きな問題にならなかった。日本では例えば大学教授が教え子を食事に誘ったら、性的な誘惑を立場の強さや権力を利用したとしてハラスメント扱いされるが、フランスではそういった日本流またはアメリカ流の考えを知ると、女子学生が大学教員と性的関係を結ぶ権利を奪うのかととからかうレベル。

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