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私は”職場の道重さゆみ"を目指すことにした

「急にどうした?!」と思ったかもしれない。でも、私はマジなのだ。

この文章は、仕事で若干落ちこぼれ気味な私の決意表明である。
しかし、すぐ折れそうになるので今日の日の気持ちをカタチに残して、いつか未来の折れそうな私のエールにする目的で書きつくる。

”さゆになるんだ!”
”さゆ”こと、道重さゆみ。
彼女はモーニング娘。の一時代を創った伝説のリーダーである。
しかし、彼女は同時にメンバー加入時は”落ちこぼれ”だった。
そこから目まぐるしい成長を遂げ、モーニング娘。に再び光を注ぎ、熱狂的ファンが後を絶たない….。
私は、今でこそ落ちこぼれ気味な社会人2年目だけど、絶対にいつかエースになるんだ!….そう、かの道重さゆみのように。

勘違い入社
私は就活らしい就活をせず、今勤めている企業1社だけエントリーし縁があって内定を貰った。当時は自分という生き物に自信があった。辛い過去と決別して乗り越えた自負があったし、なぜか周りの人は私という人間をやたら”イイね!”してくれた。
内定した時も、事務所で”面白い子が入社するらしい”と噂があったらしい。
「よし!エースになるぞ!」と張り切っていた。そして、なれると信じてやまなかった。

現実にドーンとぶつかる
社会をナメていた私。壁にぶち当たりまくり、現実を見る。
入社初日に休憩時間の時間管理がルーズ過ぎて15分くらい遅刻したり。
当時の店長からは「いろんな新人見てきたけど、こんなに手のかかる子初めて…」と言わしめたり。
入社してすぐに気付いた。エース以前に、問題児だった。
おっちょこちょいでも、キャラで乗り越えてきたものが通用しない….!
今まで、まかり通ってきたものが通用しない….!
そこからがとても大変だった。変わるって難しい。
毎日怒られ過ぎて、私自身を否定されているような気持ちにもなった。
加えて、入社してから複数人に、あまりのミスの多さに「ADHDっぽい所あるかもしれないね」と言われ、自分も妙に納得してしまった。そして自分の特性とも向き合うようになった。(病院に行けていないのでハッキリした診断は下されていない)

そう、私は周りよりスタートでかなり出遅れた。
みんながサラッとやりのけることが、私には出来ない。自分の意識も低かったし、物理的にも、不注意な性格が災いしてミスを連発して任された事ができなかった。
あんなにあった自信が枯れ果てて、自分が自分であることが嫌で仕方なくなった。
次第に、周りから見切りを付けられて自分が必要とされなくなる事が怖くなってゆく。

過去のトラウマと私。でも、逃げたくない。
私には過去のトラウマがある。中学の時、バドミントン部に所属していた。とにかく、バドが下手だった。もう致命的にセンスがなかった。
努力もあまり出来なかったし先輩やコーチとも仲良くなれなかった。
すると、先輩からアドバイスを貰いに行っても私は貰えなくなった。
私は名前じゃなくて苗字で呼ばれた。

…..そう、きっと見切りを付けられたのだ。圧倒的疎外感。
毎日顔を合わせるコミュニティーで、この仕打ちはキツかった。
同時に私は自分にも見切りを付けて、バドから逃げた。

不出来な自分は社内で同じような目に合うかもと思うと、苦しくて頭がおかしくなりそうだった。
でも、人に捨てられるのを怖がる自分から卒業したかった。
そして、私はもう自分から逃げたくなかった。
過去の辛い記憶から自由になるんだ。乗り越えるんだ。

変わる私。私を突き動かすもの。
どんな時も職場の先輩達は私を捨てなかった。
自分自身も必死に付いていった。すると、自分が変わってゆくのを感じる。

正直「今の働き甲斐はなんですか?」と聞かれたら「人間として成長してゆく自分を見ているのが楽しいから」と答える。
正直やっとスタートラインに立ったくらいで、まだまだだけど...笑
先輩からも「本当に成長して、入社した1年前と別人だよ」と言われた。
今は私を変えてくれた今の企業と関わったスタッフに恩返しがしたい。
どんな時も私の可能性を信じてくれた副社長が、私に伝えてくれた言葉「君は爆発してほしい。君にしか出来ないことが絶対にある。」という言葉を実現する為にも、やっぱり私はエースになりたい。

”田中れいな”にはなれない”道重さゆみ”
今の店長はその昔、別の店舗にいた。そこには同期でとっても仕事ができる子がいた。今日、その子の新卒時代のとても優秀なエピソードを聞いて圧倒的な差を感じた。凄く悔しかった。「彼女は田中れいなだ。」と思った。
田中れいなとは、道重さゆみの同期でデビューしてからすぐに売れた華型メンバーである。(ヲタク感)
私は悔しいけど”田中れいな”には、なれない。
でも遅咲きの”道重さゆみ”だから出来ることがきっとある。

昔、キングコングの西野が言っていた言葉で印象的なものがあった。
「すでに用意されたゲームに参加するのは負ける。勝ちたいなら自分がゲームを作ることだ。」….みたいなもの。
私だから輝ける土俵を見つけて輝きたい。そう、きっと見つけてみせる。
正直、同期に置いていかれないか?後輩に抜かれないか?そんな不安や焦りは尽きないけど。でも、私は自分の事を信じたい。
これから、私のどんでん返しがはじまるんだ!目指せ職場の道重さゆみ!

なんだか、夢中で書いてしまった。支離滅裂なんだろうけど、まいっか。
逃げ出したくなる時、自分で読み返そーっと。





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