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Q.忙しくて「感謝」する時間がありません。

人気イベント「感謝のホワイトブック」についての質問にお答えします。


A.そんなにお忙しくて大丈夫ですか?

質問で返しちゃいましたが…

「感謝のホワイトブック」でやっていることを、ちょっと考えてみましょう。

朝、今日がいい一日になると宣言する。
夜、その日の感謝を3つ投稿する。

以上。これだけです。
朝夜合計しても五分もかからないんじゃないかな…。

(時間に余裕があれば参加者の投稿に「コメント」したり、「週イチ自分ホメ」したり、いろいろ楽しんでいます)

五分くらいどうにか時間をつくって「感謝」に参加しろと言いたいわけじゃありません。もし「感謝」に参加したいのに(感謝に限らず、やりたいことがあるのに)、そのために一日五分の時間も取れないほどあなたが忙しいんだとしたら……

大丈夫ですか?

毎日そんなに忙しいとしたら、他人事ながら心配です。

そんなことわかってる!
お前に心配される筋合いわない!
お前は仕事のきびしさを知らない!
お前は子育ての大変さをわかってない!
私の状況を知らないからそんな酷いことが言えるんだ!

そうお感じになったのであればごめんなさい。

やらなきゃいけないことが山のようにあり、一生懸命時間をやりくりをし、毎日必死な想いでやっているのに、それでもこなし切れず、助けてくれる人もいない状況で、大変辛い想いをされているんだと思います。

それは理解できます。でも、

そんな状況で本当に大丈夫?

大丈夫じゃないけど、やらなきゃいけないからやってるんでしょ!!

それ、本当ですか?

それ、本当にあなたのするべきことですか?
それ、本当にもっと短時間でできませんか?
それ、本当にあなたにしかできませんか?
それ、本当に今しなきゃいけないことですか?

あなたが自分の好きなことに五分の時間もさけないライフスタイルなのであれば、一度、見直す価値があるかもしれません。

「それ、本当にあなたのするべきことですか?」

あなたは、誰か他の人がするべき仕事をしているのかもしれません。いや、頼まれた仕事を断れないのはよくわかります。ホントに。これでも会社勤めをしていた元営業マンだったし、夫婦生活も10年くらいはしていたので。

「できない」なんて言ったら社会人として終わるような気がするし、夫婦生活が破綻するような気がします(もっとも、我慢して我慢して何も言わなかった結果、社会人生活も夫婦生活も終わりましたが、笑)

ぶっちゃけ終わる可能性もあります。
役立たずと思われるかもしれません。

勇気を出して(もしくはブチ切れて)、「できません」と言った人たちの話を聞くと(そして、僕自身の経験からも)何の問題もなくあなたの意見が通ることの方が多い印象はあります。

ノーと言う勇気が必要ですね。

「それ、本当にもっと短時間でできませんか?」

あなた作業を時短できるツールやテクノロジーがあれば活用しましょう。

人の手でするからこそ人間味があっていい、と言う人もいるかもしれません。あなたは、洗濯するとき手洗い派? 洗濯機派? この記事をお読みの方であれば(いや、ほとんどの日本人が)洗濯機を使ってるはずです。ですよね?

人の手の温もりが…とか考えもせず洗濯機使いますよね。忙しいなら楽できる文明の利器を正々堂々と使いましょう。

楽することに罪悪感を感じるかもしれませんが、手洗いせずに洗濯機を使うことに罪悪感ないですよね? 楽することの罪悪感、手放しましょう。

「それ、本当にあなたにしかできませんか?」

あなたに必要なのは「手伝ってください」のひと言かもしれません。

え?
自分でやった方が早い?
自分がやった方が完ぺきにできる?

確かにそうなんでしょう。
ただし、あなたの望む結果を相手に求めている限り、誰かにお願いすることはムリだし、あなたの忙しさは変わらず仕事量に文句を言う生活のままということです。

そんなこと言っても不完全な仕事をするわけにはいかない?

うん。そりゃそうです。

でも、すべての作業をあなたが求める完ぺきさでしないといけないの? 他の人でもできるところはないの?

人に頼んだりお願いしたりすると、負けたように感じる。無責任に感じる。そう、あなたに必要なのは、もっと無責任になることです(と言っても、あなたはどんなに無責任になろうとしても平均以上に責任感強いはずですよ!)

「それ、本当に今しなきゃいけないことですか?」

先延ばしのススメです(笑)

ありえない?
できることは今やる、という教えもありますが、あえての先延ばしのススメです。

目の前の仕事に追われるのか、これからの自分の人生を豊かにするための活動に時間をつかうのか、優先順位の問題です。

そう。
ここまで来て、ようやく優先順位の問題なんです。

仕事量を減らしておかないと、優先順位をつけたとしても、抱えている仕事が多すぎて、そもそもあなたの24時間で処理できる量を超えています。

ノーと言ったり、ツールを使って時短したり、人にお願いした後、ようやく優先順位に意味があります。

先延ばししても問題ないことは、思いきって先延ばししましょう。仕事のことだけ、作業のことだけを考えるなら、先延ばしはしない方がいいかもしれません。ただし、あなたの好きなこと、やりたいこと、あなたらしい人生が犠牲になってないかどうか確認した方がいいですよ。

先延ばしすると、ちゃんとしてない感じがし、誰かに責められるように感じるかもしれません(誰も責めてないのに!)。

「ちゃんとしなきゃいけない!」を手放せるといいですね。

さあ!

ノーと言い、
ツールを使って時短し、
人にお願いし、
先延ばししました。

今、あなたの目の前に残った仕事だけが、正真正銘あなたの仕事です。

とっとと終わらせ、あなたがやりたいことに取り組みましょう。

口で言うのは簡単ですが、実際のところ、これを実行するのがほとんどの人にとって至難の技なんです。

これ、そんなに技術的に難しい作業?

ノーと言う。
ツールを使って時短する。
人にお願いする。
先延ばしする。

「ノーと言う」ために、発声練習も、発音練習もいりません。ツールを使うためには、ちょっと手間がかかる可能性はありますが、「人にお願いする」ために必要なのは、お願いしますと頭をさげることだけ。美しい礼ができるよう練習しましょうか(笑)

どれも、技術的には難しくありません。
誰にでもできることばかりです。

特に「先延ばし」なんて、何もするなって話なので、技術的にできない人は一人もいません。

でも、できない。

ということは、これは技術とか練習の問題じゃないということです。これらをやろうとすると、自分のことを無責任に感じたり、無価値に思えたり、無能に見えたり、怖れを感じたりするはずです。

すべて「心」の問題です。

タイムマネジメントは、技術の問題じゃありません。タイムマネジメントは、「心」のマネジメントです。

自分の「心」と向きあわないと、時間管理はできません。

「心」をマネジメントしないかぎり、あなたの時間管理は失敗します。あなたがどんなに限界を超えて頑張っても、やることに追われ、身も心もすり減る日々は変わることはないでしょう。

他人の都合で生きる人生を選ぶのか、
自分のために生きる人生を選ぶのか、
ここが人生のわかれ道です。

あなたがやりたかったけどできなかったことを始める時間ができたらいいですね。

それが「感謝のホワイトブック」だと僕も嬉しいけど、そうじゃなかったとしても、あなたがやりたかったことをしてくださいね。

くっきー🍪


【参考図書】

『時間を増やせば、人生が変わる 時間投資思考』ロリー ・バーデン
(ダイレクト出版→ http://directlink.jp/tracking/af/1499146/TxNEzJ66/)
(よむタメ!→ https://youtu.be/X54iPtGTLjQ)


追伸。

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