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「私と本」芸大生の場合 前編

目次
・宮坂さんのオススメBOOK
・本との出会い
・心に残るセリフ
・そんなアナタに読んで欲しい!

本日お話を伺ったのは
長野県出身で愛知県内の芸大に進学され、
声楽に励んでいらっしゃる宮坂さん。

BOOK+ MEMO
好きなジャンル:小説
選び方:作家さんで選ぶ

今回は宮坂さんのオススメの本について
BOOK+取材班がインタビューを行いました。

Q,まずオススメの本を教えて下さい。

宮坂さん:
・「また同じ夢を見ていた」
・「待ち人来ずってなんなの私から
会いに行くからお前が待ってろよ」

の二冊です。

「また同じ夢を見ていた」は「君の膵臓が食べたい」で知られる住野よる作の小説。「待ち人来ずってなんなの私から会いに行くからお前が待ってろよ」はきらめく星のなったん作のエッセイになります。


今回は前編として、「また同じ夢を見ていた」
にスポットライトを当てていきます!


Q,本の内容を少し教えて下さい

宮坂さん:
とある賢い小学生の少女が主人公の物語です。
彼女が「アバズレさん」やおばあちゃん、リストカットをしていた女子高生「南さん」と交流する中で「幸せとは何か」について考えていきます。

読めば読むほど初めは見えなかった部分が見えてきて楽しくなりました。まるで映画を見るようでしたね。ラストシーンには自然と涙がでてしまって...

なるほど...
心温まる長編小説って感じのようですね

Q,本と出会ったきっかけを教えて下さい

宮坂さん:
SNSで「文才が凄い!」と紹介されていた作者:住野よるさんについて知り、彼女の作品「君の膵臓が食べたい」にハマった事がきっかけです。一度読むと次回作も読みたくなってしまって...

意外ときっかけは身近なもの。
読者の皆さんも「キミスイ」にハマった!
という方は多いのでは??

それでは宮坂さんにとってのこの本について
もっと深掘りしていきます!

Q,印象に残るセリフってありますか?

宮坂さん:
「人生とは〇〇のようだ。」ですかね。

主人公の少女の口癖です。「ピーナッツ」のセリフが元になっています。作中で何度も出てきて...

「人生とはプリンみたいなもの。甘いところだけでも美味しいのに、苦いところをほしがる人もいる。」のように、
色々なものを人生に例えるんです。

この物語を読んで考え方を広くとるように
なりました
ね。

人生をモノで例える...
「人生」ってなんだか難しいようですが
プリンで例えられるとちょっと読みやすいかも。

Q,どんな人に読んでもらいたいですか?

宮坂さん
・後悔がある人 ですね。

この物語の主人公は「賢い女の子」
大人のような会話が出来て、素直さも持ち合わせている。素直さって大人になるたび忘れちゃうじゃないですか。この本と触れることで、ちょっと立ち止まって視点を広げてみるといいかもしれませんね。

ちょっと立ち止まって、リラックス
そんなひとときを本で得られるって
いいことですよね。


次回は後編として
もう一冊のオススメ本
・「待ち人来ずってなんなの私から
会いに行くからお前が待ってろよ」

を特集します。お楽しみに!