読書のタイパ:1行でも「それだ!」と思ったら、十分だ
「読書したほうがいいぞ」と、多くの人が言う。
それは、薄々分かっている。
でも読む気になれない理由の一つは、「本を読んで、何も役に立つことが書いてなかったら損する気分になるから」ではなかろうか。
このあいだ読んだ、初心者向け哲学書は、まさにそんな感じだった。
初心者向けなので、なんかわかるような気がするんだけど、分からない…。
ダラダラとそんな状態が続き、「この本から得られるモノ、あるんだろうか」と思った。
ただ、最終章まで来て、「これだ!」と思う一文が出てきた。
その時の自分のモヤモヤに、ズバッと答える一文だった。
思わず手帳に書き留めた。
この哲学書が言いたかったこととは、私が「これだ!」と思ったこととは全然ズレているんだけど、私にとっては出会って良かった一冊となった。
本を選ぶときは、貧乏根性丸出しの「元取ってやろう精神」を出さずに選ぶ方が、実は元を取れるかもしれない。
これからも、直感でピンときたら、とりあえず読んでみようと思う。
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