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今日も早朝より地元の柳沢中、午後からは私立学校の部活指導をしてきました。古本屋に戻ったのは夕方から。最近、読書する時間が確保できません。それが大きな悩みですが、人様から頼られるのは光栄なこと。古本屋の経営も気になりますが、出かけてきました。

そして、今日の部活の指導中に、考えさせられる場面に遭遇しました。今日から新しいコーチが私立学校の部活に参加してくれることになったのですが、そのコーチに対して子供たちの反応が厳しかったのです。

練習開始前に泣き出す中学生、さらに練習が始まってから反発する高校生。女子校と聞くと夢のような世界を想像する人もいますが、現実はちょっと違います。厳しいです。

「女子は甘く見ない方がいいよ」と事前に念を押していたのですが、新任コーチは見事に苦戦。めげないタイプそうなので大丈夫だと思いますが、見守っている方が心配してしまいます。

で、なぜこのようになったのかと考えると、新任のコーチは「自分のスキルで生徒を満足させられる」と考えており、生徒は「もっと充実した練習がしたいし、もっと楽しく練習したい」と考えていたのだと思います。そこに乖離が存在したのでしょう。

ここで突然ですが、我が古本屋を振り返ります。店主は「いい本を安く並べているので、もっと本が売れていいのに」と考えていました。しかし、売上が芳しくないことを考えると、お客さんから「魅力がない」と思われているのだと思います。

つまり、店主も古本屋ではお客さんを甘く見ている。「いい本を安く並べたら本が売れるはずだ」と考えるのは、あくまでも古本屋目線です。お客さんの目線ではありません。お客さんが本当に望むのはいったい何なのか?それをもっと考えねば生き残れないと思いました。

ちなみに今日、東伏見駅の「ふしみだんご」の前を通りましたが、学生で溢れ大繁盛。古本屋が繁盛店になることが難しいのはわかりますが、いつか「ふしみだんご」のように、多くのお客さんにご利用いただける古本屋にしたいと思います。

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