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文章術の本にすがりつく。「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」

お餅を2個食べてお腹を壊しました。しかし、ほかに何もすることがないので古本屋を開きました。とはいえ、仕事をする気力がおきる訳もなく。だから本を読みました。今日はそんな1月2日のブログです。

年が明けたら一番最初に読もうと思っていた本がありました。それは「三行で撃つ」という文章作成術の本です。著者は読書法の答えを出した「百冊で耕す」を書いた人。おそらく文章作成の答えも啓示してくれるに違いない。神を信じるつもりで本書を開きました。

本を開くと、文章にかける著者の熱量を感じました。そして「言葉で稼げるようになれ」という心の言葉も受け取りました。

そんな本書の第一章では、表題である「三行で撃つ」がテーマとして語られます。文豪は浮気させないよ。小説は書き出しが最重要なんだよ。だから文豪でさえ苦労して考えているんだよ。と説明します。

最初の1文、長くても3行くらいでしょうか、そこで心を撃たないと、浮気な読者は逃げていきます。続きなど読んでくれない

三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾

確かに「吾輩は猫である。名前はまだない。」や、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」は名文です。かの文豪が脳味噌を絞って書き出しを考えているのであれば、庶民の我々が脳を絞らなくてなんでありましょう。しかし、それを踏まえて捻った今日のブログの書き出しは、自分で読んでも恥ずかしい。かなかなそう簡単にはいきません。

そして第2章、テーマは「うまい文章」の書き方に変わります。「うまい文章」とは「わかりやすいことである」と定義を固めます。その上で、書き方を指南します。その内容は非常にシンプル。

①文章は短くすること
②形容詞と被形容詞はなるべく近づける
③一つの文に、主語と述語はひとつずつ。

三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾

ただ、②の意味が100%理解できているかな?と不安でした。そこで「被形容詞」をググッて調べると、名詞や代名詞だということがわかりました。そうか。それならわかる。できそうです。

そして、文章を書く人は「うまい文章」を書きたくなるが、文章の受け手は「いい文章」を読みたいのではないかと話は進みます。確かにその通りかもしれません。さらに、この賞の最後に「いい文章」とは「人をいい気持ちにさせる文章だ」という結論を見出します。なるほど。抽象的ですが、よくわかる。人付き合いの基本でもありますよね。

と、書いたところで、今日のブログはここまでにしたいと思います。体調の事も考慮して。しかし、それ以上に古本屋の店内の寒波が凄いのです。本当に遭難するかもしれない。またこの続きは明日書きたいと思います。


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