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「読書も見て学ぶことはできないだろうか?」

今日は午後から雨が降り、古本屋が賑わうことはありませんでした。

そんな日ですから、店主はテニスのフォーメーションの研究をしておりました。YouTubeに上がっている、日本トップクラスの大学生のダブルスの試合を分析していたのです。

そして、その合間に読書をしており、そこで「ふ」と気がつくことがありました。

テニスが上達する方法のひとつに、見て学ぶ、上手い人と一緒に打って学ぶというものがあります。プロ選手の素晴らしいプレーを観戦すると、テニスが上達することがよくあります。テニスはイメージが大事なのです。そして、上手い人と一緒に打ち合うことができれば、上手い人の動きのリズムを学ぶことができます。動きが同じだったとしても、タイミングの取り方ひとつでレベルが変わるのがテニスの不思議なところです。

で、ここまで考えていた時に、閃きました。
「読書も見て学ぶことはできないだろうか?」

それはもちろん学者のような先生が、読書する姿でもいいでしょう。また、生活の中で本を開くタイミングでもいいと思います。そういった、何でもないような情報こそ、意外と大事な情報が眠っているような気がします。

例えば、親が読書家の家で育った子供は、親が読書する姿を見て自然と読書法を学んでいると思うのです。店主の幼馴染で現在大学准教授のトミーは、親が出版社勤務ということもあり読書家でした。読書法や読書習慣は生活文化として継承される可能性があるのではないでしょうか。

少しだけYouTubeで「読書している人の動画」を探してみましたが、女の子が顔出ししないで読書する姿の映像はありましたが、本格的な読書家が読書する姿の映像を探し出すことはできませんでした。

これは、ひとつの挑戦ですし、新しい希望です。いつか、著名な方の読書を見て学ぶ。そんなことをしてみたいと思います。

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