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クチコミを分析するポイント「キーワードの精査」を解説します!

みなさん、こんにちは。
ブームリサーチのCS担当の望月です。
今日はクチコミ分析で最大のポイントと言える「キーワードの精査」についてポイントや注意点をご紹介していきたいと思います。

【この記事のざっくり説明】
・ソーシャルリスニングの目的を明確にしましょう!
・目的によって分析したい対象や期間を決めます。
・分析したい対象が世の中でどんな風につぶやかれているか把握しましょう
・AND,OR,NOTの絞り込みで分析精度を上げていく←このひと手間大事!


クチコミ分析する目的が重要な理由

ソーシャルメディア上には日々様々なことが言及され話題が生まれています。Twitterを例にするとMAUは4500万人(国内)で1日に約7500万ツイートが発生しています。
企業が自社の商品やサービスの反響を知りたい!と考えてもSNS上には各ユーザーがいろんな目的や利用用途で自由に言及を楽しんでいる場であるということをまずは念頭に考えて頂きたいです。
そのため、どういう目的でクチコミを分析したいのか、どんなデータを抽出したいのかを明確して分析をする必要があります。
それが「クチコミ分析をする目的」にあたります。

ブームリサーチを導入いただくお客様の分析の目的は大きく4つあります。
まずはどの目的に当たるのか頭を整理します。

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さぁ、分析をはじめます!

いよいよ分析を始めます!w
「どのようなクチコミデータ」を分析したいかを定め、①分析対象のメディア、②対象サービス、③分析期間を決定し、「どのようなアウトプット」を得たいのかを考えます。分析結果を判断するためにも比較軸をもって分析すると、良し悪しがわかるのでオススメです!

「市場調査・環境分析」であれば、
①メディアは分析対象のサービスの言及が多いメディアになります。Twitterやブログでしょうか。②商品やサービス名、もしくは商品の業界でのビックワードでしょう。③期間は今年と昨年。もしくは半期毎でしょうか。

「プロモーションの効果測定」であれば、
①はデジタル施策の反響が現れるTwitterになります。②はキャンペーンのハッシュタグや、プロモーションで打ち出したメッセージになります。③期間はキャンペーン中、もしくはキャンペーンの前後で比較、、などになります。

生活者がどんな風に商品を語っているか知りましょう!

分析の内容が具体的になったら、生活者がどのような言葉で語っているかを考慮し、分析キーワードを決定します。

【キーワード入力のポイント】
(1)表記のゆらぎ
(2)略称
(3)俗称・愛称
(4)打ち間違い、誤変換

個人的な趣味でディズニーが大好きなので、もしディズニーランドやシーを分析するとしたら、下記のようなキーワードになります。
カタカナ、アルファベット、略称も入力します。「#インパ」のようにファンの中でディズニーに入園することを#インパと語っていたりするので、忘れずに入れまょう!
リスクモニタリングの場合の2ちゃんねるでは、●●と企業名の一部が伏字になっているのでそれも分析の目的次第で入力します。

▼ブームリサーチの入力画面です。

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キーワードの精査が出来ればクチコミ分析は9割完成

分析キーワードが決定したら、精度を上げるために最後の仕上げになります!AND,OR,NOTという絞り込み条件を入力します。
分析の目的に合わせてより絞り込みをしたい場合は、AND、ORを使います。
関係のない内容のノイズやアフィリエイト、Botを除く目的でNOTを使います。ノイズが多くなってしまうと、分析結果が本来欲しい内容と違うものになってしまうため、ノイズの除去は必須です!

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分析に慣れない間は担当のCSがキーワードの精査についてもお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談をいただければと思います!
最後にオススメなNOTワードで今回のキーワード精査のポイントのご紹介でした!

【アフィリエイトを除去するNOTワード例】
Amazon,アマゾン,送料無料,送料込,楽天,ヤフオク,大特価,楽ギフ,オークション,入札,現在価格,定期,定期的,あす楽,最安値,新品,配送,参照サイト,ツイートまとめ,つぶやき,Bot,名無し,相互フォロー,劣化コピー,メルカリ,フォロバ


次回は、「分析の目的は大きく4つ!企業毎に適切な分析を解説します!」です。ぜひチェックしてくださいね。

次回もどうぞ、よろしくおねがいします!



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