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ディベートをやってみた感想

こんにちは、みなちゃんです。

先日、社内でディベートを企画して、やってみた感想をまとめてみます。


ディベートってなに?

そもそもディベートとは何なのか?

ディベート(debate)とは、ある的な主題について異なる立場に分かれ議論することをいう(広義のディベート)。討論(会)とも呼ばれている。

引用:Wikipedia

出されたお題に対して、賛成、反対に分かれて論理的に主張しあうもので、学校教育や新卒採用の場でもよくつかわれています。
NHK 高校講座で知らない人にもわかりやすく説明されています。

なぜ、ディベートをやろうと思ったのか?

仕事をする中で必要なスキルは、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルの3つが必要だと言われています。
どのスキルも経験と共に蓄積されていくものだと思っていますが、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルに関して、ものすごく低い人が多いと個人的に感じています。
自分がいるグループでも、コミュニケーションがうまく取れない、論理的に説明ができない、他責であるということが日々問題となっているため、改めて今現在の自分の状態を振り返ってみること、他の人をみて何を感じるのかきっかけを与えて、少しでもスキルアップに興味を持ってほしいと思ったからです。
それに加えて、研修を開催しても、言われたから参加するといった主体性のなさを問題視しており、研修を開催の意味はあるのか?ということを検討する材料にもなるのではないかと考えていました。

ディベートをやってみた感想

今回、2グループに分けてチーム戦でのディベートを2回行いました。
1回目は、ウォーミングアップになるお題を、2回目は、会社が抱えている問題を、賛成、反対に分かれて議論してもらいました。
私は、ファシリテートということで進行と皆さんの様子を見る役割です。

やってみて思ったことは、3点あります。
1つ目は、主体性のなさが明確になったことです。
ディベートを理解している人もいれば、まったく理解できていない人もいるということ。
ディベートのルールについては、事前に案内し、動画も見てもらうように言っていましたが、やはり主体性がない人は、見ていないですね…。

2つ目、論理的に説明できる人とできない人も明確になります。
ディベートは、賛成、反対の意見をいかに論理的に説明し、相手の矛盾を見つけ追及していくのかが重要です。
根拠のない発言や的を得ない質問をする人は、スキルアップが必要であることが明確にわかりました。

3つ目は、自分の意見と違ったグループ(例えば、自分は賛成だが、反対グループになった場合は、反対側の立場になって色々考える)になると、視点が広がることに気づくこと。
賛成、反対はくじ引きで決めるのですが、自分の想っている側にならない人を見てみると、今の立場で色々な意見が出てくるので、本人の気づきにもなったのではないかと思っていました。終わって感想を聞いてみたところ、普段とは違った視点で見て、色々なことを考えることができたので、気づかなかったところがあったことが分かったのが面白かったと言ってくれました。

最後に

たった1回だけでは、スキル向上は見られないですが、やってみて多くの人から面白かった、もっとやってみたいという感想を聞くことができました。自分自身も、ディベートを開催した経験はなかったのですが、皆さんの様子を見ると、今回の企画は成功したと思っています。
みんなの意見を基に引き続き第2回、3回と開催し、スキル向上に向けた取り組みをやっていきます。




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