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充実した2023年から、次の挑戦へ。ボーダレスハウスのこれまでとこれからを語ります

みなさん、こんにちは!
ボーダレスハウスです。

2024年が始まってすでに1ヶ月が経とうとしています。
時の流れはあっという間ですね……!

1年を始めるにあたり、昨年の振り返りや年初の抱負決めをした方も多いのではないでしょうか。
実は去る1月23日に、私たちボーダレスハウスも全スタッフが集まって1年のレビューと新たな目標設定を行うキックオフミーティングを行いました。

今回のnoteは、ボーダレスハウス代表 李が登場。
2023年の総括と、1年を通して見えた今後の可能性、そして2024年のテーマについて、現在感じていることをシェアしたいと思います。

※李さんの個人noteでも、2023年の振り返りと2024年に向けた想いを綴っていただきました。
国際交流シェアハウスの経営者が抱くリアルな胸の内を、ぜひともご一読ください!




ポジティブな声が溢れた、嬉しい年初の滑り出し

日本全国で勤務するボーダレスハウスメンバーが、浅草橋のオフィスで一堂に会した今回のキックオフ。
海外勤務など、当日駆けつけられないメンバーもオンラインで参加し、同じ時間を共有しながら1年の振り返りを行いました。

2023年に加わった新たなメンバーは、全体のうちの1/3ほど。
初参加のメンバーも多い中、前年以前からボーダレスハウスの仲間として活躍してきたメンバーからは、総じてポジティブな振り返りや前向きな変化に対する言葉を聞くことができました。

そしてキックオフミーティングの中でも特に盛り上がったのが、ボーダレスハウスのビジョンである「ボーダレススピリット(略してBスピ)」を体現していたメンバーへのリスペクトシェアタイム。
「この人のこんなアクションが最高だった!」「毎日の業務でこんなことを頑張っていて、本当に素晴らしかった!」などなど、感謝や賞賛の声があふれ、1年間頑張ってきたお互いへ労いの言葉をかけ合いました。

毎日業務に集中してせわしなく過ごしていると、お互いに対する感謝の言葉をかけるのが二の次になってしまうことも。
でも顔を合わせて言葉を交わすことで生まれる信頼や絆、そして気づきがある。
毎年恒例の取り組みとして、私たちが大切にしている時間の一つです。

代表 李の2023年総括は「〇に近い△」!その心は?

実際、ボーダレスハウスを先頭で引っ張ってきた代表の李さんの所感はどうだったのか?
キックオフの中で語られた総括は、「〇に近い△」という言葉でした。
「概ねとてもいい1年だった!」と語る李さん、その真意を教えてください!

キックオフミーティングでの一幕
プレゼンテーションにも熱が入ります

コロナ禍の苦境を脱却!業績回復の1年

2023年の総括でまずポジティブなフィードバックとして語られたのが、業績回復。
特にコロナ禍以降、年初に立てた目標に向けて駆け抜けても、結局思うように数字が戻らずに目標未達で着地する苦しい時期が続いていたそう。
そして1年の反省や悔いをバネにして、翌年のモチベーションを作るという、悔しい経験を重ねていたといいます。

※当時の李さんの胸の丈は、個人noteで公開されています。
こちらもぜひ読んでほしい……!

しかし2023年は海外渡航制限の解除も追い風になり、年初に掲げた目標に達する結果を残すことができたといいます。
売上、利益ともにV字回復し、コロナ前を越える過去最高益達成も!
事業の成績としては満足のいく状態で着地ができたと振り返りました。

攻めの採用でチーム強化!組織づくりに注力

「2023年は本当にずっと採用してた(笑)」
笑顔を浮かべながら冗談混じりにチームビルディングについても触れた李さん。

先述した通り、2023年は全体の1/3の人員を新たに採用し、組織のベース強化に努めたボーダレスハウス。
というのも、苦しかったコロナ禍の間は、人件費を削減しとにかく最小人数でのオペレーションを徹底していたそう。

しかし2023年に入り、業績回復の傾向が見え始めて、それまでの守りの姿勢から攻めの姿勢へシフトチェンジ。
人員不足でやりたいことに挑戦できなかったもどかしさを払拭し、会社のビジョンに共感してともに走ってくれるいい人材を確保するための採用活動に力を入れたそうです。

「現時点ではすでに最高のチームだけど、これからのさらなる挑戦のために、さらに磨きをかけていけるはず!」
2024年への意欲をのぞかせる、前向きなコメントでメンバーを労いました。

コミュニティプレイスの可能性を開拓!挑戦の連続

2023年は新規事業に大きく舵をとった1年でもありました。
ボーダレスステーションの本格始動の年でもあったのです。

これまでシェアハウス運営のみだった事業に、新たな風をもたらしてくれたボーダレスステーション。
1年を通して、さまざまなイベントの企画運営やカフェ・レストラン事業、そしてメディア発信などなど、異文化理解やまちづくりをテーマにしたたくさんの可能性を探ることができたといいます。

「ボーダレスステーションのロゴには、試験管のモチーフを使用しているんですよね。人と人が出会い、交わることで何が起きていくのか?そんな『実験』を楽しみながら繰り返していく場所にしていきたいという願いを込めて、出発しているんです」

簡単に〇はつけられない!△は伸び代への期待

ボーダレスハウスにとって、総じて非常にいい1年だった2023年!
それじゃあ気になる「△」の要素はどこにあったのでしょうか?

そこには、ボーダレスステーションへのさらなる可能性への期待と、李さん自身の自分に厳しくありたいストイックな姿勢が現れていたようです。

「強いて言えば、ボーダレスステーションでの実験期間を少し長く持ちすぎたような気がしなくもないのは本音です。でも実験の1年があったからこそ、2024年に本気で取り組みたい新たな新プロジェクトも見えました!

「会社としては胸を張って〇をつけたいところだけど、性格的に自分には簡単に〇をつけられないので……(笑)。△の評価を残して、今後への伸び代を残しておきます!

期待に胸膨らむ2024年!2つの柱を掲げて駆け抜ける

キックオフミーティングでの一幕
真剣な表情で李さんの声に耳を傾けるメンバーたち

重ねて、2023年はボーダレスハウスにとって飛躍の多い1年となりました。
この勢いや1年を通した気づき・学びをそのままに、2024年も大きく成長していきたいもの。

「2024年は何に力を入れていきたいですか?」という問いに対し、李さんは2つのポイントを掲げました。

新ハウス・新拠点の開発

ボーダレスハウスの基幹事業は、グローバルシェアハウスの運営。
コロナ禍は経営悪化に伴い規模縮小の一途を辿りましたが、2023年には方針を転換し、新たに3つのシェアハウスをオープンすることができました。

※物件開発を専任しているチャンさんへのインタビューも、ぜひ合わせてご一読を!

そして2024年は、攻めの姿勢で収益の土台を強化すべく、東京・関西での新ハウスのさらに増やしていくとともに、国内に新たな拠点を開拓していくことを目標に掲げました!
国際交流シェアハウスが日本、そして世界各地に広がっていくことで、日常から異文化理解を楽しむカルチャーがどんどん伝播していくように、メンバー一同さらに力を入れていきます。

学生を対象にした、体験型グローバル教育の展開

2023年で積み重ねた実験の成果が実り、ボーダレスハウス・そしてボーダレスステーション独自の強みを探求する中で出てきた新しいプロジェクト。
それが、若い世代を対象にした「体験型グローバル教育(仮)」です。

ボーダレスステーションで取り組んできた、近隣に住む子供たちに異文化に触れていただくイベント「キッズナイト」や、中高生の国際教育機会の創出として取り組んだワークショップ型の探求学習コンテンツ。
シェアハウスの多国籍な入居者さんと共に創りながら実施してきたそれぞれの取り組みの中には、ボーダレスハウスが次に目指すべき事業へのヒントが詰まっていました。

ボーダレスハウスの強み。
それはボーダレスステーションという「場」を持っていること、そして異文化理解に向けた取り組みに対して快く協力してくれる外国人入居者との強いつながりです。
入居者がつねに入れ替わり、毎年何百人という新しい仲間が増えていくので、いつでも新たな国の文化や価値観、視点をシェアしてもらうことができるのです。

子どもたちにとって、自分の肌で実際に触れることは興味関心の範囲を広げるのにとても大切な体験です。
授業ではなかなか出会うことのできない海の向こうで暮らしていた外国人入居者と出会い、同じ時間を共有することで、目線を広げて世界に羽ばたく若い世代を育てることができると、私たちは信じています。

そしてそうした教育機会に入居者さんが参加してくださることは、入居者さん自身も普段出会うことのできない日本の学生との出会いや交流を生み出すメリットも。

大枠の構想はあるけれど、細かなプログラムや集客方法など、検討余地はまだまだ多分にあります。
2024年は実際に事業にトライし、走りながらどんどんいいコンテンツを目指していけるよう、ブラッシュアップを重ねていく所存です!



私たちボーダレスハウスは、2024年もこれまでと変わらず、身近な場所から多文化共生社会を実現できるような取り組みを続けてまいります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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