自分の弱点を切り捨てる勇気とその先にあるもの
勝間和代さんの思考がぼくにはしっくり来ることが多い。
勝間さんがよく言っていることをぼくなりに意訳すると、「苦手なことを克服しようとするよりも、得意なことを伸ばしたほうが生産的」っというものがあり、ぼくは目からウロコが落ちた。
そして同時に、ほんとにそのとおりだな、って思う。
学生時代はそれこそあらゆることをやって、勉強の苦手科目も克服しないといけない場面はあるけど、社会人になったらやっぱり得意分野を伸ばしたほうがいいよね。
ぼくが苦手なことは、
数ヶ月かけてちょっとずつ進行していくプロジェクト
仕事が評価され、だれかと比較されること
移動中の電話
ぼくが得意なことは、
クライアントの仕事内容に興味をもってその業界特有の事情を調査すること
事務をスムーズに進めるための仕組みづくり
勝間さんの話を聞いてからは徐々に苦手なことを回避しながら仕事ができるように
なっている。
それは、ほんの些細なアプローチの違い。
そうすると、クライアントからの気軽な頼まれごとをついつい引き受けてしまって、これが苦手なことで進まずクライアントに迷惑をかけることがなくなる。
これはほんとにすばらしいこと!
ただ、移動中の電話に出ないことがむずかしくて、これが困っている。
出ないと、あとで折り返すのを忘れる。
出たら出たで、半分うわの空になっちゃうことがあって空返事。
これが危険なんだよね。
どうにかならんものか。
得意なことは、今のところ自分の仕事の流れの中で活用できている。
これからは、得意なことをクライアントの仕事が円滑になるようにサービスとして提供できたら、自分も仕事がもっと楽しくなるな。
学生さんは、たいへんだ。
でもこれが社会人になったらある程度苦手分野を切り捨てられるから、そこから先はバラ色になるよ。
社会人になると、行動面でも精神面でも自由になる幅がひろがるからね。
ぼくはある節目の年齢を迎えつつあるのに、日々自由さが増していくのを感じている。
そう考えられるのは幸せなことである。
(Point)
□ 苦手なことを書き出してみよう
□ 得意なことも書き出してみよう
□ 苦手なことに足止めされている学生さんも未来は明るいぞ
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