物書きが陥りがちな慢心シンドロームについて
みなさん、こんばんは。
創作支援サイト『作家の味方』の管理人らぴと申します。
小説を書いていて念願の書籍化を果たせたら、とてもうれしくて。沢山の人に褒められると、ついつい天狗になってひとり語りを繰り広げてしまうことはないでしょうか。
この記事では、その名も「慢心シンドローム」と呼ぶことにしたいと思います!
周囲から持ち上げられるのもその原因の一端なのかもしれませんが、物書きである限り読者とのコミュニケーションは発生してくるはずなので、とても気をつけておきたいところです。
やはり天狗のひとり語りを聞いてくれるのは、とても心の優しい方くらいだと思います。
いやまぁ、そういう方がファンとしていらっしゃるのは、とても心強いことでもあるんですけどね。
とはいえ、とはいえですよ。やっぱり、慢心はよくないと思うんですよね。
では、どうやって治すか?そこで、いろいろと動画を漁っていたのですが、以下の動画が一番役に立ってくれました。
一言でまとめてしまうと「慢心の害悪を熟知して、危険なものだと知ってさえいれば良い」というものです。
たしかに、動画内で言われているように「慢心が取扱危険物なのかどうか」を知っているかどうかの差は大きいのでしょう。
一方で、他人を立てるというのも個人的には違うと思っているんですよね。
たしかに、素直に「すごい!」と思えば「すごい!」と言ってあげたほうが、クリエイターさんたちにとっては原動力にもなってくれると思うんです。
でも、情けで褒めるとか事務的に褒めるというのは、相手を天狗にさせてしまう危険性もあるわけです。もちろん、自分が天狗にさせられることだってあるので注意が必要です。
そうやって考えてみると、素直に対等な人との関わり合いを構築していけるようになれると、本当にいいなぁと思いますね。
人って、つい僕のほうが詳しいとか。誰かよりも役に立っている。と思うこともあると思うんですよ。
もちろん、それも悪いことではなくて。概ね、相手から正当な評価をされなくて悔しかったりするときに、防衛本能として出てくるものなのかなと思うんです。
ですから、逆の視点からみて「相手のいいところを探して、正当に評価してあげられるように努める」と、良き教師のように、良き書き手として読者と対等な立場で接することができるようになるのかもしれませんね。
体力的に、サイトを辞めるか本業に従事するか、そのうち決めるときが必ず来ると思います。もしサポートがあれば、そのとき独立するための原資として使用したいと思います。