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ファンタジア文庫に関する考察

みなさん、こんにちは!
創作支援メディア『作家の味方』の管理人らぴです!

今回調査していくレーベルは、株式会社KADOKAWAの運営しているレーベル「富士見ファンタジア文庫」です。さっそく、基本データからみていくことにしましょう!

1.新人賞の開催状況

新人賞の名前:ファンタジア大賞
開催時期:前期(3月1日~8月31日)と後期(9月1日~3月1日)の年2回

2.読者ターゲット層

中高生を中心とした10代を意識して作られたレーベルです。

「ゲーマーズ!」や「冴えない彼女の育てかた」をはじめとして、秋葉街の店頭広告が非常に目立つ印象があり、どことなくオタクっぽさがあるレーベル。

キャッチフレーズが「切り拓け!キミだけの王道!」ということからも、流行の最先端を走っていることが伺えます。

最近も、Vtuberをいち早く取り入れる創意工夫などが目立ちますね!

3.賞・賞金

大賞:300万円
金賞:50万円
銀賞:30万円
入選:10万円

参加資格:プロ・アマ問わず。
特典:一次通過作品には、選考評価表あり。入選作品も書籍化されているようです。

選考中のweb投稿・更新は禁止されているが、すでに投稿されている作品の応募の投稿・更新はOK。

4.過去受賞作のラインナップ

第33回ファンタジア大賞

大賞:『魔王2099』

金賞:『魔女と始める神への逆襲 道化の魔女と裏切られた少年』

銀賞:『母親がエロラノベ大賞受賞して人生詰んだ せめて息子のラブコメにまざらないでください』

5.文章の長さ

長編のみ:128,000文字~172,800文字

6.重点評価項目(考察)

ファンタジア大賞の公式サイトに編集長の講評が載っているのですが、「新時代へと突入するファンタジア文庫を代表するにふさわしい」といったコメントや「次なる《大賞》作品として世に出すべきタイトルだと思います」といったコメントがみられました。

推測の域ではありますが、やっぱり「トレンドメーカーになりたい!」という強い挑戦的な意志を重視しているように見受けられます。

7.そのほか特記事項

webページめっちゃ綺麗です。特設ページやPV、コミカライズなども用意されてあったりして、作品への丁寧なこだわりが印象的でした。

公式サイト:https://fantasiabunko.jp/

体力的に、サイトを辞めるか本業に従事するか、そのうち決めるときが必ず来ると思います。もしサポートがあれば、そのとき独立するための原資として使用したいと思います。