🎂🎁こんな人が書いています🎅🎄

『すべての女性が性と生を自由に選択できる世界へ』
をビジョンに本日35歳になる周産期ナース✖️Boshitoのコーチをするママ
来年年女…🐇

追記
誕生日ということも相まってかなり長文です
でも、読んでいただけるととても嬉しい！

言葉のXmas&birthday プレゼント

今回初めてnoteの企画に参加。どきどき。
35歳になる本日、何かを形に残しておきたいという気持ちから
エイヤッと申込ボタンを押した

この粋な企画の主旨は
『アドベントカレンダー✖️プレゼント交換』
お互いに言葉を贈り合い
それをテーマにnoteに書くというもの🎅
素敵な企画。沁みますね…♨️

私がいただいた贈り物は

ほぉほぉ、一家団欒とかかね？
クリスマスっぽくて素敵！あじゃます💐
と最近ハマっているSPY×FAMILYのアーニャ風に
気軽な気持ちで受け取っていたけれど
日を追うごとに頭の中を
だ　ん　ら　ん
の４文字が重々しく居座るようになった

はて、だんらんとは…？

あまりにも『だんらん』からのcalling(※気付いておくれ〜と訴えてきてくれる、願いや感情からのサイン)がすごいので
まずは改めて意味を調べてみた

ですよね。クリスマスっぽくていいですねぇ
家族の在り方とかお話しようかな？
なんて思うがcallingは鳴り止まない
ものすごい音で鳴り続ける感じがする

では漢字の意味でも…と調べると

へぇ,どっちも『まるい』という意味があるのね
息子が音読の宿題で熟語の成り立ちとか言ってたっけ。同じ意味を重ねるのに属するねぇ。
なんて考えていると、耳が割れるほど鳴っていたcallingはようやく普通の音量になった

まだ、なにか伝えたいことがあるようですね…
困りましたね…
とヨルさん風に(しつこい)悩みつつ
日常を過ごすことにした

日常にあふれる『まる』『まる』『まる』‼︎

『だんらん＝まるい』ということが胸の中にあると
いろんな丸に気づくようになる

信号を見ては『君たち三兄弟も丸だな…』
マンホールを見ては『なぬっおヌシも丸か！』
コーヒーを飲んでは『コップよ、あなたも丸なの…』

次第に『まる』に気づく範囲は広がってくる
日本の国旗も赤丸じゃないか…日の丸というものな…
そりゃそうか月も地球も丸だよ…
待てよ、卵子も丸じゃないか…
受精卵に至っては分裂して丸増やしてるやん…

ここまでくると世界は『まる』でできているのではないかと感じはじめた
大切なものは丸い…始まりは全て丸い…

まるってもしかして完全体なのかもしれない

丸と角

まるのことを考えていると、四角や三角にも疑問を持ち始めた
『君はどうして四角いんだい…？』
『三角である意味はなんだい…？』
アイフォン、おにぎり、リモコン、本
色んなものを手にとってはジーッと眺めて首を傾げる
完全に怪しい人だ

改めて丸と四角、三角について考えてみる

当たり前だが四角は角が四つで
三角は角が三つだ
え、、じゃあ二角ってなに…？あるの…？
なんと！ナポレオンとONE PIECEのロジャーが二角帽を被ってるじゃないか！！す、すごい！
(もはや何を調べたいのか分からない)

つまり
角がないのが『まる』なんだよなぁ

……

あれ？『角』ってそもそもなんやっけ？

そういえば『角が立つ』って言うよなぁ…
と呟いた時にcallingが止んだ気がした

『角がたつ(人との関係が険悪になること)』
『角が取れる（嫌味がなくなり人柄が穏やかになること）』
『角を立てる（相手の気に障るような行動や発言をして事をあらだてること）』

慣用句を見ると、
角とは『険悪・嫌味・気に障る』であり、
人間関係において
あまりよろしくないものと定義されているようだ

つまり『まる』にはこれがない

円満、団欒、一丸となる、丸くなる
丸くなるには『かどがとれて、穏やかになること』
とまで書かれていた。
ま、まさに…！！

つまり、まるは
人と人を穏やかに和やかに親しみ、結ぶことなんだ

あぁ、だから地球も受精卵も丸なんだ
と感じた
地球や月や受精卵が丸いのは、遊び心がある神様からのcallingのように思えてクスッとなった

いざや　楽しき　円居せん

世界地図を描く時、国によって中心を変えられるのは地球が丸いからだ
たとえば地球が三角だったら、どこが底辺だ、どこが頂点だ、ここが中心だと不必要な論争があったかもしれない

そんなことを考えていると『だんらん』とは
『円居』であり『車座』だと思った

小学生の頃口ずさんだあの歌を
『いざや　楽しき　円居せん』
と25年ぶりくらいに口ずさんでみる
改めて聴くとなんて美しいメロディーだろう

みんなが内側を向いて輪になって話す
そこには角もなければ頂点もない
起点も基点も中心もない
みんなが平等だ

わたしもそんな存在になりたい

コーチとしてのセッションやワークショップでも
一方的に伝えるのではなく
頂点や角を作って話すのではなく
円になり人と人を愛で、言葉で、命で結ぶ人でありたい

それぞれの人生が、それぞれの想いが
同じ高さで同じ価値を持ち丸く繋がれる場所
それがBoshitoであり月宿であり
たけち みり　という私でもあるといいな
と、丸い月を見ながらぼんやりと思った🌕

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まるになれないわたし

noteを書き上げ、『まるでありたい』を胸に
２週間ほど生活をした

でも何故か満ち足りていなかった

というか、気づいてしまった
私はまるになれない

まるくありたい私の大切な真ん中の部分が
ぽっかりと暗く、深く抜けている
表面では笑顔でいながら、満ち足りてそうでいて
中身がない
すっからかんな時がある

母子と関わりたい、母子を救いたい
母子に幸せになってほしいと願う一方で
元気に産まれてきてくれた赤ちゃんを見ては
毎度感動して涙を堪える傍ら
その感動の1/1000以下程の僅かな気持ちをずっと溜め込んできた

『あぁ。それでも、娘はかえってこない』

どれだけ母子医療に貢献しても
赤ちゃんが元気に産声をあげても
娘はかえってこないし、娘はこれからも産声をあげることもない

大切だった娘を
私は二度と抱き上げることができない

冷たい闇の中で

自分が『まる』でありたいと気付いた途端、
僅かながらにコツコツと溜め続けてきた思いが溢れた気がした

深く、暗く、冷たいところに押し込んできた感情
溢れ出ないように、重たい石の蓋を閉めてきたが
石というのは歪なようで、隙間からその思いが溢れてきたようだった

必死に気付かないようにしてきた感情に
向き合う時が来たんだと思った

墓石のように重たい石の蓋を全身の力を使ってあけると
そこはがらんとした広い空間
自分がヒタヒタと歩く音だけが聴こえた

その、暗く、深く、冷たく、広い闇の中に
娘の入った片手ほどに収まる小さな骨壷がポツンとあった

こんな寂しいところに、暗く冷たいところに
大切な娘を1人で居させていた

気がついた途端、涙が止まらなかった

命の息吹き

今年祖母が亡くなった時、
早くに亡くなった祖父の隣に、祖母を並べた
また一緒に過ごせる2人を見て安堵する一方で
なぜか虚無感に襲われたことがあった

心の奥にいた小さな娘に気付いた今
その理由をようやく理解した

娘が亡くなったあとに離婚したわたしは
娘と一緒の場所で眠ることができない
娘とは二度と、隣で眠ることができない

悩んで悩んで出した結論だから、頭では理解している
かと言って
あれほど命を燃やし、生き抜いた大切な娘を分けるという選択肢もなかった

だから、せめて自分の心の中にいてほしいと
誰にも奪われないよう、傷つけられないよう、大切に心の奥底にしまっていたのかもしれない

娘が亡くなって12年
かつて私の周りは娘のことを知ってくれている人ばかりだったが
時間を重ね、ライフステージが変わる度
娘のことを知らない人が増えていった

子どもが亡くなったと聞くと反応に困るだろうし
泣きながら話してしまう自分が容易に想像できたので
娘のことを隠してきた自分がいた

『お子さん1人なんだね』
『2人目の予定はないの？』
と言葉をかけられる度、
『うちは一人っ子なので』
と自分で発する程に
私は大切な娘を深く冷たく暗い場所にしまい込み、閉ざしていたようだ

さみしい
かなしい
つらい
会いたい
触りたい
抱きしめたい
と願うたびに
心の奥底にしまい込み重い蓋を閉めていた

だから、私の中の娘には『今』がない

濃厚で満ち足りた娘が生きていた時の記憶はあっても
そんなところに、小さい姿で閉じ込めていては、『今』の娘に会えるはずがなかった
閉じ込めていたのは、他でもない私だ

それに気づいたとき
ようやく娘が自分の中で息を吹き返した気がした

神様のように温かく柔らかく清らかな娘は
閉じ込めていた私を責めることなく
小さな手で優しく抱きしめてくれた
そんな気がした

娘に出逢えたことで
看護師になり、母子医療に貢献し、今の私がある

娘のことを二度と抱きしめることはできなくても
今ここにいる人生は、娘に与えてもらい
ともに歩んできた時間だった

娘はわたしの中で確実に生きている

○＋○＝◎、∞

私の中に生きた娘がいる、と気付いてから
わたしのセッションはまた少し形を変えた

娘がくれた今の人生
娘がいたことで出逢えたたくさんの命

この10年間で
命の尊さを、儚さを、力強さ、美しさを
六感全てを通じて感じてきた

だからこそ、伝えていきたいことがある

全ての命を温かくゆりかごのように包みたいと願う一方で
命の光と影を見てきたからこそ
すべての命の可能性やパワーも信じている

わたしは誰の命も、諦めたくない
ひとりひとりの命が、その人らしく光と影を帯びながら息吹き、輝くことができることを知っている

『母子医療×コーチング』

改めて
わたしが命を、人生を使いたい
神様から与えられた使命だと思った

この使命を胸に
娘とともに歩んでいきたい

35歳になった今
改めて人生の意味を見つめ直すことができた

きよし　このよる

改めまして、
素敵な企画を作ってくださった　りみさん、まーさん
『だんらん』という素敵な言葉を贈ってくださった方
12/1から素敵な言葉を紡いで来てくださった23名の方々
昨日、図らずしも『命』をテーマにバトンを渡してくださったもっちさん
そしてこんな長文を根気強く読んでくださった そこのあなた(本当に長かった..)
に感謝と愛を🫂🌎

皆さまが
聖なるクリスマスを
大切な人と　大切な自分と
穏やかに過ごせることを
心よりお祈りいたします

それでは　また🎅🎄

🎄🎅🎄🎅🎄🎅🎄🎅
Silent night! Holy night!
All is calm, all is bright
Round yon virgin mother and child!
Holy infant, so tender and mild,
Sleep in heavenly peace!
Sleep in heavenly peace!

静かな夜　聖なる夜
すべてが穏やかで輝き
純潔なる聖母と御子を包む
聖なる幼な子　優しく穏やか
天上の静けさの中で眠る

🤱この歌を口ずさむ日に生まれてこれて幸せだ
全ての母子が幸せでありますように🌎