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#493 ゲーム論25|スーパーマリオカート

ゲーム論、前回に続いてマリオシリーズを紹介させていただきますが、我々の世代でプレイしなかった人は恐らく存在しないであろう、スーファミを代表する名作「スーパーマリオカート」を本日は紹介しましょう。


スーパーマリオカートとは?

スーパーマリオカートがリリースされたのは1992年8月、僕が小学3年生の頃でした。確か町内のお祭りでおもちゃ屋さんが展示していて、そこで存在を認識した記憶があります。

その2年前にリリースされて一世を風靡したスーパーマリオワールドのシリーズ作で、マリオたちが今度はレースで対戦するという世界観は当時かなり意表を突かれた記憶がありました。
そして「レース」と言うゲーム内容がそこまで自分の琴線に触れず、自分は買ってまで欲しいと思わなかったんですが・・・このゲームはほとんどみんな持っていたようで、スーファミで歴代一番売れたのがこのゲームだったようです笑
僕は少数派だったようでした笑

とにかく、友達の家では、常にこのゲームをやっていましたね。
それくらい劇的に流行ったゲームでした。


スーパーマリオカートの魅力

1. マリオの世界観であること

元々、「レースゲームを作ろう」でこのプロジェクトは進められていたようで、当初の構想ではマリオは関係なかったそうです。
ですが、キャラクターの識別をする際に、マリオを入れ込んだらビックリする位しっくりきたみたいで、そこからキャラクターの設定や、アイテムの設定などが進んでいったようです。

そして、この辺はストⅡからインスピレーションを得たと思ってますが、こうして8体のキャラクターから選択するのが楽しいんですよね。
僕はクソつまんねーのでマリオを使ってましたが、この辺は選択するキャラクターによって友達の個性が出て良かったですね。

あと、キノコでスピードUPとか、羽根でジャンプとか、スターで無敵とか、その辺のオプション機能も完璧でした。


2. エンタメ性があるコース

そしてコースも、マリオワールドの世界観を持ってきて良かったですね。
ドーナツ平野とか、チョコレー島とか、お化け屋敷とか、クッパの城とか、その辺の演出も良かったんですが、ショートカットとかそういうギミックが入りまくっていたのが楽しかったですね。


3. 友達との対戦

そして何といっても、このゲームが愛されたのはこの友達との対戦でしょう。
あの風船を割り合うバトルは僕らの国ではあまり人気がなく、とにかくレースで友達と競うのが基本線でした。
大抵みんなやりこんでいたので、150CCで激戦を繰り広げるんですが、何故か僕らの地元ではノコノコが異様に強くて、「ノコノコに抜かれない為にノコノコを使う」みたいな、ミイラ取りがミイラになるみたいな消去法でノコノコをチョイスする連中が多かった記憶がありますね笑


4. レインボーロードと言う鬼畜

とにかくこのレインボーロードは初見の時に度肝を抜かれました。
もう鬼畜極まりないコースで、もう落ちる、落ちる、落ちる!
そのみんなが落下していく様は、カイジのブレイブ・メンズ・ロードを見ているかのようでした笑


スーパーマリオカートがどれくらい売れたかを考察する

スーファミの歴代売上ランキングを出してみました。

1位がマリオカート、2位がマリオワールド、3位がドラクエⅥ、4位がドンキーコング、5位がストⅡ、6位がドラクエⅤと、非常に頷けるラインナップなんです。
で、僕は1位と4位は持ってませんでしたが、それ以外は全部持っていたので、やはり売れるべくして売れた作品なんでしょうね。


で、マリオカートは382万本とのことで、定価は多分8,000円とかのはず。
なので単純計算で305億6,000万円という天文学的数値が出てきましたが、それ位売れたのがこのモンスター・レース・ゲームなんですね。

そして今も続編は出ており、今はマリオカート8まで出ているとのこと。
もう完全に任天堂のドル箱コンテンツですね。

そんな感じで書いていたら久しぶりにやりたくなりましたね。
かろうじてまだロケットスタートは覚えていると思うので、100CCもイケるかなと思ってます。


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