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X記念日とかいうものに思うこと

先日、ツイッターを開くと、今日はX記念日ですとか表示されたのである。

どうやらツイッターを始めて15年になるらしい。

15年て人生の約1/3である。長い。

良いことも悪いこともあった。始めたころに驚いたのは、学生のころに関心のあったことを大人になっても学び続けている人たちがたくさんいたことだ。

そのころはリーマンショックの直後だったから、中でもマクロ経済学界隈に心を惹かれた。マクロ経済学の性質上、メタ認知能力に優れた人々が多かった。

元々は株式投資の情報収集のために始めたツイッターだったが、マクロ経済学の論争に関わるようになったのだ。

その過程の詳細はこの記事に書いたとおりである。


また私が学生のころに人文系の学問に関心があったこともあり、そっち系の人たちとも交流をもった。異常な知識量と洞察力をもつ人々が多くいた。

それらの人たちに刺激を受けて、働き出してから学ぶことを止めていた文系の学問のお勉強を再開したのだ。

おかげでここ10年くらいは人生の中で最も継続的に勉強している時期となった。

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労働者の解放を新反動主義、左派加速主義に則って論じる。その過程で生命至上主義、生権力、過剰医療を批判することになるだろう。

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