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寝ている時間⌚があっと言う間に過ぎるのはなぜか

これはなに?

ふと思いついた仮説についてのポエム記事です。

プロローグ

日中に活動している時の1時間よりも、寝ている際の1時間ってあっという間に感じます。
これってなぜなのか、前々から疑問に思っていたのですが、とある仮説を思いつきました。

どんな仮説?

こんな仮説です。

「寝ている時の人間の意識は光速近くに達していて、時間の進み方が遅くなっているのではないか」

人間の脳神経細胞の活動は電気的な信号です。

なのでその伝達速度もそれなりに速いはず。

ということは、いわゆる「特殊相対性理論」 の

相対速度が速ければ速いほど時間の遅れは大きくなり、光速に近づくにつれて時間の進み方がゼロに近くなる

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E9%81%85%E3%82%8C

が成り立ち

「寝ている間の1時間 = 外界では数時間が経過している」

という現象が起きているのではないか?という説です。


「あっという間」ってどのくらい?

もしそうだとした場合。寝ている間に外界ではどのくらいの速さで時間が過ぎているのでしょう。

具体的に計算する為に、まず寝ている間の思考速度を考える必要があります。

仮に思考速度、つまり脳神経細胞の伝達スピードが電気信号の伝わる速度と同じだとすると、その速度はほぼ光速の299,792,458 m/sとなります。

理論上、思考速度が光速に近くなればなるほど、夢の中での時間の進み方は(外界から見ると)遅くなるはずです。

その場合、どの程度遅れるのでしょう?
時間の遅れを特殊相対性理論で計算してみます。

観測者から見える時間T、物体の時間T0、観測者と相対速度v
上記式と計算には以下ののサイトを使用させて頂きました。

具体的に

  • 寝ている時間:60秒

  • 思考速度: 299,792m/s(光速)

とすると

外界での経過時間は

  • 34325.2754404 

となりました。

これは、「1分寝たと思ったら、9時間以上経過していた!」

という計算です。

ちょっとこれだと時間の経過が速過ぎな印象。

そこで、もう少し速度を落として計算し直してみましょう。

  • 寝ている時間1分間 60秒

  • 思考速度 290,000m/s(光速比 96%程度)

とすると、外界での時間経過は

236.68813477496秒 = 4分弱

これだと寝ている時間の約4倍くらいの速さで、外界では時間が経過しているという形です。

「あと5分だけ」と思って二度寝してしまったら、20分〜30分寝過ごしてしまった!という感じ。これは感覚的に近いかも知れません。

つまり、寝ている間の思考速度はおおよそ290,000m/s(光速の96%)

という事がわかりました(あくまで仮説)


思考速度にはブレがある?

個人的に、夢中の思考速度はその時々によって、バラつき(速かったり遅かったり)があるのではないか?と考えています。

例えば休日に「寝過ぎて起きたら夕方だった」という場合

その際の睡眠中思考速度は

「かなり光速に近づいていた」

という解釈が出来るでしょう。

思考速度が光速の99.73%くらいまでに近づくと

夢の中での1分は、外界では13.76分(13倍以上)経過している事になります。

これは30分くらい寝たと思ったら、外界では7時間近くも経過している計算っです。

朝9時に一旦起きて、二度寝して気づいたら夕方4時だった!という経験ありませんか?(私は学生自体よく有りました)

もしこんな事があったとしても、ただ惰眠を貪っていた訳ではありません。自己嫌悪に陥る事などありません。
脳内では、神経細胞が光の速度で活動し思考していた結果なのです。

エピローグ

私はこの仮説をアンディ・ウィアー著「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読んでいる際に閃きました。

この仮説と作中の話とは全く関連もないのですが、とても面白く、SF映画好きには堪りません。オススメです。

それでは、みなさん良い夢を。


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